VIERAケータイ P905i(パナソニック モバイルコミュニケーションズ、NTTドコモ)
人気の秘密は横向き開閉機能
机に置いて視聴するには最適
パナソニックが2007年冬商戦に満を持して投入したのがVIERAケータイ・P905iだ。パナソニック初の薄型テレビブランドを冠したケータイだけあって、NTTドコモ・905iシリーズの中でも売り上げは好調のようだ。
P905iで、まず目に飛び込んでくるのが、Wオープンスタイルだ。液晶画面を横にした状態で、ノートパソコン感覚で開くことが可能。画面の角度は自由に調整ができ、机において見るのも快適だ。このギミックの珍しさが、人気の理由だったりもするようだ。
液晶サイズは、3インチのワイドVGA液晶(480×854ドット)で、ワンセグを16:9の比率で視聴できる。上下左右160度の広視野角を実現している。
VIERAで培った高画質技術「モバイルPEAKSプロセッサー」を搭載し、QVGAのワンセグ放送波をワイドVGAサイズに拡大しても、エッジの強調やノイズを減らす処理を実施。また、記憶色補正により、色鮮やかな映像表現を実現している。
ほかにも、光センサーで周囲の明るさを感知して、ディスプレイの明るさを自動調整する「液晶AI」なども備わっている。
実際の操作の使い勝手はどうだろうか。
ヨコオープン時、メニューボタンを押すと、字幕とアイコンの表示/非表示の切り替えが可能。テンキーを押してチャンネル切り替えるようになっている。
ヨコオープン時はとても見やすいのだが、反面、映像の設定変更などはできない。画質の調整などの操作は、画面を縦にしなくてはいけない。シャープのAQUOSケータイ920SHでは、画面が横のままでも、設定を変更できる。このあたりはAQUOSケータイの方が使い勝手がよい。
ワンセグ視聴時にメール着信があった場合、ワンセグの画面が中断され、メールの受信画面となってしまう。他機種では、画面上部にテロップで送信者名や件名を知らせてくれるものもある。このあたりはやや配慮不足の感もある。
また、P905iではワンセグを見ながらメール閲覧や作成ができるが、こちらもヨコオープン時には行えず、画面を縦にする必要がある。その場合には画面下に小さなウィンドウに表れ、ワンセグ映像が視聴できる。920SHのように、ワンセグを視聴しながらネット閲覧はできない。
もう一つ、VIERAケータイで残念なのが録画関連の機能だ。
P905iでは、本体メモリへのワンセグ録画には対応しておらず、microSDを挿入しなくては録画ができないので注意が必要だ。ちなみに4GBまでのmicroSDHCカードに対応している。4GBであれば、最大約26時間の録画可能となっている。
番組を録画したいときは側面のボタンを押すか、決定キーを押す2つの方法がある。
また、ワンセグ視聴時に音声着信をした場合、自動的に通話中の映像を録画する機能も備わっていない。このあたりの機能は他機種と比べると見劣りする。











