Macが太っ腹だと思うのは、Mac本体に「iLife'08」というソフトウエアを無料でバンドルしている点だ。なにしろ、iLife'08は本来有料の製品だ。筆者の「MacBook」には、前バージョンの「iLife'06」がバンドルされていた。iLife'08を使おうと思えば、9800円を出してiLife'08を購入しなければならない。
「それはちょっと高いな」
と悩んだが、iLifeの中の写真編集・管理ソフト「iPhoto」に新機能が搭載されているらしいなどと聞くと、心がざわざわと騒ぐのである。
「iPhotoはとても賢く、先週火曜日に撮影した50枚の写真を1つのイベントと理解し、自動的にグループにまとめてくれます」
なんてことを言われると、「ああ、そうだ。そうだよ、そういうことこそ、パソコンがやるべき作業だ」と共感し、気が付くと、購入しているという次第だ。
まったく面目ないというか、商売がうまいというか。
「iPhoto'08」。新たに“イベント”単位での写真管理をサポート。写真を取り込むと、1日分の写真がひとつの“イベント”としてまとめられる。多くの人は、写真を探すときに「あの旅行」「あのときのパーティ」などと“イベント”単位で思い出すので、新しいイベント単位の管理は理にかなっている
一方で、アップル純正のオフィスソフト「iWork'08」も9800円で販売されている。マイクロソフトの「Office」に比べると圧倒的に安い。筆者はオフィスソフトを利用する機会が少ないので表面的な比較しかできないが、iWorkは十分高機能で、実用的だと感じる。Windowsユーザーから受け取った「Excel」のファイルを、iWorkの表計算ソフト「Numbers」で編集することもできるので、わざわざMac版Officeを買う必要を感じない。
また、Windows世界にないものとしては、10GBのオンラインストレージを利用できる「.Mac」というオンラインサービスのパッケージがある。これも9800円(1年ごとに更新)だ。
この3つがそろえば、ほかにどんなアプリケーションが必要か、ちょっと想像がつかない。遊びでやるなら、映像作りも、音楽作りもiLife'08に含まれている映像編集ソフトや音楽製作ソフトで十分だ。これ以上は、映像や音楽の製作など仕事の領域の話になるのではないか。
もうひとつソフト面について付け加えるなら、UNIXの存在だろう。すでに述べたようにMac OS Xの下にはUNIXがあり、UNIXの豊富なアプリケーション群を利用できる。また、開発環境も無料で付属している。
















