携帯ノートに大きな変化

 長い間、松下電器産業の「Let'snote LIGHT」シリーズに人気が集中していた感のある携帯ノートだが、そんな状況が変わりつつある。

 今年の夏から東芝の「dynabook SS RX1」シリーズという強力なライバル機種が登場したからだ。このほかにもソニーの「VAIO type T」シリーズや、UMPC(Ultra Mobile PC)と呼ばれる超小型携帯ノート、富士通の「FMV BIBLO LOOX U」シリーズも人気を集めている。

 第2回の今回は、こうした携帯ノートの最新動向や、機種の選び方、買いのモデルを紹介していこう。

いよいよVista搭載携帯ノートの買い時が到来

Let'snote LIGHT WシリーズはデュアルコアCPUのCore 2 Duo、1GBメモリー、80GB HDD、グラフィックス機能はインテルGM965 Expressチップセット内蔵。現在の携帯ノートの標準スペックと言える。OSはVista Business(画像クリックで拡大)

 当然のことながら、パソコンはまず処理性能が重要だ。特集の第1回で述べたように、CPUはデュアルコアCPU、メモリーは1GB以上が基本。もちろん、携帯ノートにも同じことが言える。この秋冬モデルでは、CPUは大半の機種がCore 2 Duoを搭載しており、メモリーはほとんど機種が1GB搭載している。購入時に2GB以上に増設すればさらにベターだ。ただし一部の機種は最大で1GBや1.5GBまでしか搭載できない場合もある。

 HDD容量は12.1型液晶搭載クラス以下は80GBが主流。13~14型液晶搭載クラスになると120GB搭載のものもある。また価格は高くなるが、第1回で述べたHDDの代わりにフラッシュメモリーの「SSD」を搭載するdynabook SS RX1/T9Aにも注目したい。グラフィックス機能は、ほとんどの機種がチップセット内蔵だが、携帯ノートで3Dゲームを遊ぶということはあまりないと思われるので、性能的には問題ない。

 Windows Vista登場直後は、シングルコアCPUや512MBメモリー搭載など、Vistaを満足に使うのが難しいスペックの機種もあったが、現在は、ほとんどの機種がVistaを使うのに十分なスペックを持っている。つまり、いよいよVista搭載携帯ノートの買い時が到来したのだ。

●最新携帯ノート分布図 2007年秋冬
dynabook SS RX1 VAIO type T Let'snote LIGHT W7 FMV-BIBLO LOOX T Let'snote LIGHT R7 FMV-BIBLO LOOX U VAIO type U VAIO type S FMV-BIBLO MG