アップルコンピュータ

iTunes 4.9

入手方法:アップルのサイトから無償ダウンロード

リリース日:2005年6月28日

 「iTunes」といえばiPodに付属する音楽再生ソフトだ。iPodへの楽曲データの転送に使うだけでなく、音楽ライブラリの管理ソフトとしても使い勝手は抜群。アップルコンピュータのWebサイトで無償公開されているから、既に使用中の方も多いだろう。


音楽データ管理とネットラジオ番組管理の両機能を合体

 2005年6月28日に登場した最新版「iTunes 4.9」では、「ポッドキャスト」機能が加わった。ポッドキャストは、ネットラジオの一種。従来のネットラジオと違い、番組をパソコンにダウンロードして聴けるのが大きな特徴だ。ダウンロードした番組はもちろんiPodなどの携帯音楽プレーヤーでも聴ける。ここから「“Pod” casting」と名付けられた。ストリーミング型のネットラジオはパソコンの前でしか聴けない。だが、ポッドキャストは「好きなときに」「好きな場所で」楽しめ、インターネットラジオの世界に、新しい視聴スタイルをもたらした。

 これまでポッドキャストを聴くには、iTunesとは別に「iPodder」などの受信ソフトを使う必要があった。この受信ソフトに聴きたい番組を登録しておくと、番組の配信サイトをソフトが定期的にチェックして、自動的に最新の番組をダウンロードしてくれるのだ。

 アップルはiTunesの最新版に、この受信ソフトの機能を丸ごと取り込んだだけでなく、音楽配信サービスサイト「iTunes Music Store(iTMS)」内に、ポッドキャスト番組を集めたポータルを用意。手軽に番組を探せるようにした。さらに、iPodにも新たに「ポッドキャスト」メニューを追加し、聞きたい番組に素早くアクセスできるようにした。

 これまで英語圏中心に盛り上がっていたポッドキャストだが、徐々に日本語番組も充実してきており、いよいよ日本でもブレイクの兆しが見えてきた。そこで、iTunes 4.9で追加された注目の新機能、ポッドキャストの使い方を具体的に見ていこう。


ポッドキャスト番組のiTunesへの登録方法は2通り

 まずは聞きたいポッドキャスト番組を探してiTunesに登録する。ポッドキャストのiTunesへの登録方法は2つある。一つはiTMS内の「Podcast」コーナーから登録する方法。もう一つはWebブラウザーで番組を探し、iTunesに登録する方法だ。順に見ていこう。

 iTunes Music Storeにアクセスすると、トップページ左側に「Podcasts」というメニューがあり、ここをクリックするとポッドキャスト番組一覧が表示される。大部分が英語番組だが、大手メディアが提供するニュースからエンターテインメントまで、幅広い番組がずらりと並ぶ。右側には人気番組ランキングもある。

 この中から聞いてみたい番組を選んでクリックすると、個別の番組ページに飛ぶ。ここで「SUBSCRIBE(購読)」ボタンをクリックすれば、番組がiTunesに登録される。ウインドウ下側には番組リストが表示されており、購読する前に番組を試聴することも可能だ。もちろん料金は一切かからないが、わざわざ「Free」と記載してあるところを見ると、将来的には有料番組が登場するのかもしれない。

「iTunes Music Store(iTMS)」のトップページ。左側のリストから「Podcasts」を選ぼう ポッドキャスト番組の一覧がズラリ。「Browse Music」「International」「Japanese」とたどれば日本語番組も見つかる

「SUBSCRIBE」で登録。試聴もできるのが便利だ

 番組を登録すると、自動的に最新番組のダウンロードが始まる。番組名のすぐ左側にある「▲」マークをクリックすると、バックナンバーが表示される。表示がグレーになっている回は、自分がまだダウンロードしていないことを表している。聞きたいときは「入手」ボタンをクリックすればいい。まだ再生していない番組の左側には青い「●」マークが表示される。

番組を登録すると自動的に最新の回をダウンロードする バックナンバーは「入手」ボタンをクリックすればダウンロードが始まる

NEXTさぁ、ポッドキャスト番組探しの旅に出かけよう!