ソニー

VAIO type X VGX-X90P

実売価格:51万9800円

発売日:11月20日

 7番組同時録画、合計1TBのHDDを搭載、オプションユニットでデジタル放送の視聴録画に対応…。これまでのテレビパソコンを超えた機能とスペックで登場するのがソニ ーの「VAIO type X VGX-X90P」だ。

 CPUにPentium 4 560(3.60GHz)を採用し、512MB×2の1GBのメモリーやPCI Express x16接続でグラフィックスカードのATI RADEON X600 XTを搭載するなど、パソコンとしてはもちろんハイエンド。だが、type Xを特色付けているのはPCとは独立して動作するビデオサーバー「X3ビデオサーバー」を内蔵している点にある。加えて、デジタル放送のハイビジョン録画にも対応している。

 発売は11月20日とまだ先ではあるが、試用する機会を得たので早速レビューをお届けしよう。なお、評価したのは試作機であり、製品とは仕様が異なる場合があることをお断りしておく。

 なお、本レビューは2回にわたって掲載した。第2回掲載分をお読みになりたい方はこちらからご覧ください。

2基のX3ビデオサーバーを搭載

 まずは注目のテレビ機能をチェックしよう。type Xは2種類のテレビ機能を備えている。一つはパソコンに搭載されたテレビチューナーボードによりライブ視聴、録画、再生するもの。Do VAIOを利用するもので、基本的に他のテレビ機能付きVAIOと同じだ。そしてもう一つがX3ビデオサーバーと呼ぶ、type Xのパソコン機能とは独立して動作するビデオサーバー機能だ。

 このX3ビデオサーバーは、指定したチャンネルを指定した画質で連続して録画し続けるビデオサーバー。HDDに空き容量がなくなると古いものから順に削除しながら、録画を続ける。これにより常に直近の番組を保持するように動作する。

「X3ビデオサーバー」。3基のテレビチューナーとハードウエアエンコーダーを装備しており、同時に3チャンネルを連続して録画できる。3基のテレビチューナーはいずれも3次元Y/C分離回路とゴーストリデューサーを装備する

 X3ビデオサーバー1台に3基のテレビチューナー/ハードウエアエンコーダーを備えており、1台当たり同時に3チャンネルの番組を録画できる。type XにはX3ビデオサーバーを2台備えているので、同時に6チャンネルを連続して録画できることになる。

 X3ビデオサーバーは、type Xのパソコン機能の電源オン/オフに関わらず独立して動作する。type Xのパソコン機能とはLAN接続されており、X3ビデオサーバーの設定はWebブラウザーから行うようになっている。

「X3ビデオサーバー設定」というツールが用意されており、type Xに内蔵するXビデオサーバーを検出。検出したX3ビデオサーバーをダブルクリックするとWebブラウザーが起動し、各種詳細設定が行える

X3ビデオサーバーの設定画面。利用するチャンネルやゴーストリデューサーの利用の有無などを設定できる。録画の開始や停止のほか、サーバーの電源を切る操作もブラウザーから行う。なお、一度電源を切ったX3ビデオサーバーはコンセントを挿し直すことで起動する 基本的にX3ビデオサーバーは、常に動作する形で運用される。type Xのパソコン機能をオフにしていても2台のHDDが動作し続けるためか、いつもファンからは暖かい空気が吹き出してくる。設置するときは、あまり隣接して物を置かない方がよさそうに感じた。

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