日本ヒューレット・パッカードのB5ファイルサイズノート「HP Compaq Business Notebook nc4000」。2つのポインティングデバイス、トリプル対応の無線LAN機能を備える。価格は20万8000円

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)から12.1型液晶を備えたB5ファイルサイズノート「HP Compaq Business Notebook nc4000」が登場した。同時に利用できる2つのポインティングデバイスを備え、IEEE802.11a/b/gの3種類の無線LANに対応しているのが特徴のモバイルノートだ。さっそく試作機を借りて使ってみた。

●1.58kgのボディにPentium M 1.4GHzを搭載

 最初に基本スペックをチェックしよう。CPUはPentium M 1.40GHzで、メモリーは256MB、40GBのHDDを備える。サイズは279.4(W)×233.7(D)×27.9(H)mmで、重さは1.58kg。光学ドライブを内蔵していないモバイルノートとしては重いほうだが、1.3G〜1.7GHzクラスのPentium Mを搭載するマシンとしては軽量だ。

本体はわずかだが丸みのあるデザイン。凹凸のないフラットなデザインでビジネスバッグなどにも入れやすそうだ

 液晶画面はXGA対応の12.1型。最近はやりの光沢液晶ではないが、視認性は問題ないレベルにあり、ビジネス用途ではむしろ好ましく感じる人も多いのではないだろうか。外部ディスプレイ出力もあるので、プレゼン用途にも向いている。

●デュアルポインティングデバイスを使い分け可能

 nc4000の特徴である2つのポインティングバイスは、現在ノートPCで主流となっているタッチパッドとポイントスティック。個々のポインティングデバイスの使い勝手は、どちらも可もなく不可もなくといった程度で特筆するほどではないが、ユーザーが使いやすい方を選んで利用できるのは悪くない。

キーボードはキーピッチ19mm、キーストローク2.5mmあり、配列も標準的で打ちやすい。ポインティングデバイスはポイントスティックとタッチパッドの二つを装備

ポイントスティック(左)、タッチパッド(右)の設定は、それぞれの「デバイス設定」で行える。細かくカスタマイズできるのはうれしい

 2つのポインティングデバイスは同時に利用できるので、どちらか一方だけを使うのではなく、利用するソフトによって使い分けることもできる。たとえば、Webブラウズするときのようにポインターによる操作が多い場合はタッチパッド、ワープロのようにキー入力が中心となる場合はキーボードから手を離さず操作できるポイントスティックを利用するといった使い方だ。 ただ、両方のポインティングデバイスを上手に使い分けられるようになるには、時間がかかりそうだ。