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ペンタックス *ist DL 実売価格:7万9800円(ボディーのみ)、9万9800円(レンズキット) 発売日:2005年7月7日 |
| このモデルの注目ポイント | ライバル機種はズバリこれ! |
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・2.5型の大型液晶モニターを搭載 ・画像は標準設定で色鮮やかな発色 ・コンパクトながらホールド性に優れる |
・ニコン D50 ・キヤノン EOS Kiss デジタル N ・オリンパス E-300 |
この7月上旬に発売を開始したばかりの「*ist DL」は、ペンタックスとしては3台目となるデジタル一眼レフカメラだ。同社のデジタル一眼レフカメラは、2003年発売の初代モデル「*ist D」から一貫して小型軽量を売りにしているが、*ist DLも世界最軽量という看板を背負っているのが特徴だ。
| ■ファインダーなどを変更して低価格化を実現 |
*ist DLは、2004年11月発売の低価格モデル「*ist DS」をベースに設計されている。*ist DLは大型液晶モニターの搭載により1mmほど厚くなったものの、重量は逆に35g軽くなるなどの軽量化が進められた。
そのかわり、このクラスでは贅沢な装備という印象だったガラス製ペンタプリズムを廃止し、小型設計が容易で軽量のミラーでペンタ部を構成することにより、35gものシェイプアップに成功した。ただし、スペックダウンばかりではなく、1.8型だった液晶モニターは2.5型と、デジタル一眼レフでは最大のサイズに大型化した。21万画素と精細で、画像の再生が美しく行える。
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| ▲ 世界最軽量という特徴をひっさげて登場した低価格モデル「*ist DL」。見た目は上位モデルの「*ist DS」とほとんど変わらないが、機能をいくぶん削りつつも、背面の液晶モニターをクラス最大の2.5型にするなどの改良が加えられた |
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| ▲ ボディーがコンパクトなので、液晶モニターの大きさが目を引く。操作ボタンのレイアウトは*ist DSとまったく同じで、ボタンの数も少なくシンプルな印象だ |
これまでのペンタックス製デジタル一眼レフでは、「ガラスペンタプリズムによりファインダー像が見やすい」という点が一番評価されてきた。それがペンタミラー式になったことで、どの程度変化したかが注目される。
倍率が0.95倍から0.85倍に下がったことにより、確かにファインダー像は小さくなったうえ、若干だが青みがかった印象になった。だが、これでもピントの山は意外とつかみやすく、同クラスの入門機と比べれば「見えのよいファインダー」であることはすぐに実感できるなど、不満は感じない。
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| ▲ 右が*ist DSだが、*ist DLと正面から区別するには、色違いのエンブレムを見るしかない。高級感のある塗装など、全体的な仕上げの良さは*ist DSを受け継いでいる | ▲ 記録メディアはSDメモリーカードを採用する。バッテリーは単3形乾電池4本かCR-V3リチウム電池2本が利用できるが、パッケージには単3形乾電池が付属する |
残念に感じたのは、オートフォーカスの測距ポイントに関する機能削減だ。*ist DSは11の測距点を持っており、ピント合わせしたポイントがファインダー上で赤く光ったので、どこにピントが合ったのかがひと目で確認できた。
ところが、*ist DLは測距点がわずか3つに減ったうえ、スーパーインポーズ機能がなくなったため、どのポイントにピント合わせしたのたかが確認できなくなってしまった。通常の撮影では、3点のいずれかをカメラが自動選択してピント合わせを行うのだが、撮影者は右の人物にピントを合わせたいと思っているのに、カメラは左の人物にピント合わせを行い、撮影者がそれに気づかずに撮影する、といったミスが起こりやすいのではないかと感じる。
この問題を回避するには、見えのよいファインダー像を生かして、ひとコマずつ肉眼でピントをチェックするクセを付けるようにするのがベストだろう。だが、広角域での撮影など、肉眼ではわずかなピントのずれが確認しづらい状況も多い。測距点を中心のみに設定すればこの問題を解決できるのだが、これだとせっかくの3点測距センサーの意味がなくなってしまう。
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▲ レンズキットには、右の「smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6 AL」が付属。左の「DA40mm F2.8 Limited」は、パンケーキレンズと呼ばれる全長が短い単焦点レンズだ。写りもシャープで、これが使えるのが*ist Dシリーズの魅力 |
ボディーはコンパクトながらも、グリップは深い絞りを持った形状で形状がよく考えられており、指がかりもよく握りやすい。また、ダイヤルも回しやすい位置に配置されているため、初めて手にした時からしっくりなじむ印象だ。全体的な操作感は、*ist DS譲りでわかりやすいといえよう。














