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キヤノン EOS-1D MarkII 実売価格:57万4000円(税込み) 発売日:4月29日 |
キヤノンの「EOS-1D MarkII」は、有効820万画素のCMOSセンサー(APS-Hサイズ)を搭載するデジタル一眼レフカメラだ。従来モデルの「EOS-1D」と比べて画素数が約2倍となったうえ、連写速度も8コマ/秒から8.5コマ/秒へとアップしているのが特徴だ。外観上の違いはきわめて少ないが、1.5倍から10倍までの拡大再生機能や、CFカードとSDメモリーカードのデュアルスロットの採用など、中身は大きく進化を遂げている。
| ■細かい部分にも改良を加えた完成度の高い一台 |
キヤノンのデジタル一眼レフカメラのフラッグシップといえば、有効1110万画素のCMOSセンサーを搭載する「EOS-1Ds」が存在するが、こちらは徹底的な高画質を追求するプロユーザーのために作られたカメラであり、連写性能や連続撮影枚数に関しては不満を覚えるユーザーも多かった。
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| ▲ EOS-1Dの後継モデルとして約2年半ぶりにリニューアルした「EOS-1D MarkII」。見た目はほとんど変わらないものの、細かい部分や内部回路を一新している。撮像素子は、自社開発となる有効820万画素のCMOSセンサーを採用 |
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| ▲ 大きなメインダイヤルと、縦に並んだ2枚の液晶パネルが目を引く背面。底面に大型のバッテリーを内蔵しているために背が高く、かなり大柄に見える |
これに対し、EOS-1Dは8コマ/秒で最大21枚(JPEG記録時)の連続撮影ができるなど、ストレスのない撮影が可能なモデルである。画素数こそ415万画素と各社の普及型デジタル一眼レフよりも少ないものの、実際には解像感も高く、A4サイズ程度の誌面なら十分に実用レベルといえる画像が得られるカメラだったのだ。
とはいえ、画像の拡大再生ができなかったり、オートホワイトバランスが不安定だったりと、使いこなしが難しいカメラであったことも否定できない。
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| ▲ TypeII対応のコンパクトフラッシュスロットに加え、新たにSDカードスロットも搭載。同じ画像を両方のメモリーカードに同時記録できるなど、バックアップ用途で使えるのは便利だ |
これらの不満をほとんど解消して登場したのが、このEOS-1D MarkIIだ。画素数をEOS-1Dsに迫る820万画素とし、10倍までの拡大再生機能や液晶モニターの多画素化など、細かな点まで改良を施しているのが特徴。EOS-1D系のカメラとしては3代目となるが、早くも完成形に近いモデルになった、といって差し支えないほどの仕上がりだ。












