東芝

RD-XS57

実売価格:9万4800円

発売日:2005年6月中旬

このモデルの注目ポイント ライバル機種はズバリこれ!
・RDシリーズで初のスポーツ延長&番組追跡機能を搭載
・番組おすすめ機能と自動録画機能を搭載
・地上アナログ×2、BSアナログ×1チューナー搭載で2番組同時録画を実現
・予約した番組情報から録画ランキングを作成
・ソニー「RDR-HX92W」 実売価格:9万9800円
・松下電器産業「DMR-E330H」 実売価格:8万9800円

 「RD-XS57」は、久々に東芝らしいユニークな録画機能を搭載したHDD&DVDレコーダーだ。RDシリーズ初の「自動録画機能」に加えて、スポーツ(野球)延長機能と番組追跡機能を搭載。まさに万全の録り逃し防止対策を施したレコーダーと言える。

 デジタルレコーダーの雄として名を馳せるRDシリーズだが、意外なことに録画防止機能はこれまで手薄だった。今や他社のレコーダーでは搭載が当たり前ともいえるスポーツ野球延長ですら、HDD&DVD&VHS(3in1)レコーダーの「RD-XV44」など、今春モデルまで搭載されていなかったのだ。

 RDユーザーには“録画マニア”が多く、不便な部分は裏技や独自のノウハウでそれなりに回避していたので不満は出なかったのだろう。毎日のようにEPGをチェックする録画マニアなら、録り逃し防止機能の重要性は薄かったのかもしれない。

 今回は他社に後塵を拝したぶん、「ここまでやるか!」とうならせる録り逃し防止機能に加え、恐ろしくニッチな番組オススメ機能を備えてきた。その“濃〜い”機能は後半でお伝えする。まずは基本機能をチェックしてみよう。

登場する毎に違ったデザインになるRDシリーズ。新モデルは斬新な機能に反して落ち着いた雰囲気に仕上がっている 対応するテレビにフルデジタルで映像を転送するHDMI端子を装備。スカパー!チューナー連動端子なども備える

RDらしい関数電卓のようなリモコン。多機能なので仕方がないが、使い勝手は良くない。思い切ってメインリモコンをA5サイズぐらいに大きくして余裕を持たせ、簡単なサブリモコンを付属してはどうかと提案したくなる

一台で地上アナログ、BSアナログ、スカパー!(外部チューナー)の録画が可能。広告無しの画面を使って三波の番組表を1画面に表示してまとめてチェックできる

 XS57は300GBのHDDを搭載し、標準モードで135時間、最長モードで534時間の録画が可能だ。DVD部は片面2層記録のDVD-R DLに対応するDVDマルチドライブを採用。ツインチューナー&ツインエンコーダーを搭載し、2番組同時録画の「W録(ダブロク)」に対応している。BSアナログチューナーを1系統搭載しているので、地上アナログ放送とBS放送の2番組同時録画が可能だ。また、スカパー!連携機能を使えば、XS57本体からスカパー!チューナーをコントロールして番組を録画できる。同時発売の下位モデル「RD-XS37」は、160GBのHDDを搭載。基本機能は共通だが、スカパー!チューナー機能は非搭載で、実売価格を8万4800円に抑えている。

EPGは地上派とインターネットの「WEPG」を採用

 まず録画機能から見ていこう。録画予約を行うEPG(電子番組表)は、地上波のデータ放送のADAMSとインターネットを使ったiNETの両方に対応する「WEPG」を採用している。ただし後述する「おすすめサービス」を利用するにはADAMSではなくiNETを使う必要がある。

EPGを起動するには、番組ナビのメイン画面を表示してそこから「全チャンネル一覧」「チャンネル別一覧」など表示したい画面を選択する。ワンアクションでEPGを表示できないのは不便だ

 EPGを表示するには「番組ナビ」を起動して、そこから各種番組欄を選ぶ。EPG表示はリモコンのクイックボタンにより8チャンネル分を、2時間、4時間、6時間の3段階に切り替えて表示できる。一覧性を優先するかタイトル確認を優先するかで使い分けられるのは便利だ。ただ6時間表示になると、ほとんど番組名を確認できない。EPGの操作性は従来機種と共通なので大幅な変更はない。


一画面で地上、BS、スカパー!という3波の番組表を一画面に表示するのは使いやすい。切り替えにより、2時間表示のほかに4時間、6時間分の表示が可能。ただし6時間表示にするとタイトル名の確認は難しい

チャンネル別表示に切り替えると、1局分の番組を時間別に7日間分確認できる

「同名番組検索」機能を使えばEPGの情報から同じ番組の再放送を簡単に見つけられる。リピート放送が多いスカパー!で、番組を録り逃した際に重宝する

NEXT HDD&DVDレコーダーの雄の意地を見せた予約録画機能