日立製作所

MS-DS250

実売価格:12万4000円

 日立製作所から、プラズマテレビで好調な「Wooo」ブランドを冠したDVDレコーダーが登場した。ラインナップはHDD&DVDレコーダーが3機種、VHS&DVDレコーダーとDVDレコーダー単体機がそれぞれ1機種ずつの計5機種。ハードディスク(HDD)付きのうち、実売予想価格14万5000円の「MS-DS400」(6月中旬発売)と、実売価格12万4000円の「MS-DS250」はEPG(電子番組表)機能を備える高機能モデル。EPGが付かないなど仕様が異なる「DV-DS160」(8月上旬発売)は、エントリーモデルという位置付けになっており、予想実売価格は8万4000円だ。

 今回は、先陣を切って店頭に登場したMS-DS250を紹介する。上位モデルMS-DS400との違いはHDDの容量のみで、MS-DS250には250GBのHDDが、MS-DS400には400GBのHDDが搭載される。上位モデルのMS-DS400が搭載する400GBのHDDは、主要メーカーの今夏のHDD&DVDレコーダーの中では最大容量になっている。

 DVDレコーダー部はDVD-RAM(VRモード、MPEG2)、DVD-RW(VRモード、Videoモード)、DVD-R(Videoモード)への記録再生が可能。ただし、DVD-RWのVRモードは再生のみの対応となる。加えてDVD+RW、DVD+Rの再生にも対応している。チューナー部は、画面の多重映りを軽減するGRT(ゴーストリダクションチューナー)機能や、映像の色にじみを低減する3次元Y/C分離などの高画質回路を備えている。

リモコンの「メニュー」ボタンを押すと表示されるメニュー画面。大きなアイコン付きでメニューが整理されており、初心者でも分かりやすい リモコン。よく使う「DVD」、「番組表」、「HDD」、「TV」のボタンは、中央部に集められ、色分けされている。操作は直感的にできるだろう

画面がすっきりしていて見やすいEPG

 WoooのMSシリーズの特徴はEPG画面だ。松下電器産業、ソニー、三菱電機などの機種が「Gガイド」のデータを利用したEPGを採用するのに対し、NECのAXシリーズと同じ「ADAMS」のEPGを搭載する。Gガイドと違いADAMSは広告を表示しないので、画面はすっきりしていて見やすい。

 広告がない分、画面を広く使えるのだが、一覧できる番組名は6つと、番組名を同様にリスト表示するスゴ録の7つと比べて少ないのはもったいない。その分、番組の長さ(時間)や、「放送日時」、「Ch」などといった表の項目名を略さずに表記している。

 EPGは、チャンネル別に加え、「映画」、「音楽」などのジャンル別表示も可能。さらに、タレント、俳優、歌手など好みの人名を登録しておくと、その人物が登場する番組をリストアップできる「登録出演者」検索も便利だ。人名登録時には、EPGデータに記録されている出演者名を五十音順に一覧表示してくれるので、いちいち入力する必要はない。最大5人まで登録できる。

 ただし、残念なことに「ラーメン」のように任意のキーワードを入力して番組を検索することはできない。番組内容から絞り込んで探したい場合は、ジャンル別表示を利用するしかないのは不便に感じた。

 録画予約はEPG画面で録画したい番組を選び、その後、時間や曜日、放送内容を確認できる画面が表示され、予約を確定する。この確認画面で、毎週予約をするかどうかや、録画時間を簡単に変更できる。

EPGのチャンネル別表示画面。番組名はリスト形式で表示される。最上部の「<>」、「<<ジャンル別>>」などで検索方法を切り替える あらかじめ出演者名を登録しておけば、その人が出る番組だけを一覧にできる。登録できるのは5人まで

登録出演者は、EPGデータから取得した人名の一覧表示から選択する。いちいち入力する必要がないのは便利だ EPG上で番組を選び、リモコンの「決定」ボタンを押せば予約画面に。ここで開始/終了時刻や画質を変更することもできる