富士フイルム

FinePix S5Pro

実売価格:25万9800円

発売日:2007年1月31日


このモデルの注目ポイント ライバル機種はズバリこれ!
・ダブル画素構造のハニカム式1234万画素CCD
・操作性や堅牢性をアップしたボディー
・ニコンのFマウントレンズが使用可能
・ニコン D200
・キヤノン EOS 5D

 デジタルカメラの課題とされているのが、豊かな階調を表現することだ。特に、白飛びや黒つぶれは後処理でも階調を取り戻すことはできず、デジタル写真ではやってはいけないことのひとつとされている。しかし、解決策として、ダイナミックレンジをネガフィルム並みに高めた独自開発のハニカム式CCDを開発。それを搭載したデジタル一眼レフが、今回紹介する富士フイルムの「FinePix S5Pro」(以下、S5Pro)だ。


D200のボディーに富士フイルム自慢のハニカムCCDを搭載!

 富士フイルムのデジタルカメラといえば、「高感度でもノイズが少なくきれいな画像が撮影できる」というのが大きなセールスポイントとなっている。その要となるのが、同社のコンパクトデジカメで使われている「スーパーCCDハニカムVI HR」というイメージセンサーだ。一般的なCCDだと、1つの素子が四角形になっているのに対して、こちらは素子が蜂の巣状の六角形になっているのが特徴だ。この形状の工夫により、1つの画素の面積が広くなり、高感度と低ノイズを実現しているわけだ。

独自のハニカム方式CCDを採用した、富士フイルムのデジタル一眼レフカメラ「FinePix S5Pro」。撮像素子や回路を一新しただけでなく、ベースとなるボディーをニコンの「D200」に変更して、操作性や堅牢性を大幅にアップした

見た目はベースモデルのD200にそっくりで、主要なボタンやダイヤルの配置もまったく同じ。ただし、独自の顔認識機能を搭載したことなどを受け、液晶モニターの左に並ぶボタンの一部の機能が変わっているのが相違点だ

 S5Proが搭載しているのは、ダイナミックレンジを拡大するために受光面積を広げた「S画素」と、受光面積が小さくS画素を補う「R画素」の2種類の画素を配置した「スーパーCCDハニカム SR Pro」というイメージセンサーだ。双方とも617万画素あるため、出力されるのは1234万画素という高精細な画像だ。旧モデルの「FinePix S3Pro」でも同じ構造のイメージセンサーが搭載されていたが、S5Proではさらなる性能の進化が図られているという。

NEXT ベース機のD200と同じ感覚で撮影できる!