ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ

W44S

実売価格:3万1290円(新規)

発売日:2006年12月8日

 auのソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製「W44S」は、ワンセグに加え、日本で初めて携帯電話にデジタルラジオを搭載したことで話題の端末だ。そこにソニーの液晶テレビ「BRAVIA」の高画質技術を搭載した大型3.0インチワイド液晶や手ぶれ補正付きオートフォーカス対応300万画素カメラ、おサイフケータイ「EZ FeliCa」、GPSナビゲーション「EZナビウォーク」、定額対応のフルブラウザ「PCサイトビューアー」等々、現在ケータイで考えられる最新機能のほとんどを搭載した、“超ハイスペックモデル”である。


横に飛び出した“ヒンジ”が個性を際立たせる

 W44Sの外観を見ると、だれもが横に飛び出した“ヒンジ”に目を奪われるだろう。これはワンセグなどを、縦画面だけでなく横画面でも視聴できる「モバイルシアタースタイル」を実現するためのもの。ソニー・エリクソンではこれを「デュアルオープンスタイル」と呼んでいる。

 サイズは幅49mm、高さ101mm、厚さ24mm、と、ワンセグ搭載端末としては標準的。しかしこの幅49mmというのは、横にはみ出したヒンジやアンテナ部を除いた数値であり、実際の横幅はかなりのサイズになる。

 このヒンジを付けたため、キー操作時の指の移動範囲が狭くなってしまった。キー自体が小さく密集しており、少々押しづらいのは残念だ。ソフトキーやクリアキーは日本では珍しい半円状の配置となっており、最初は慣れが必要だろう。

 良くも悪くもこの“ヒンジ”、多くの人が「じゃまなのでは?」と感じるに違いない。しかし、意外にもカバンやポケットに出し入れする際に、ヒンジがひっかかるようなことはほとんどない。むしろカバンに手を突っ込んで端末を探す場合などは、このヒンジがあるために見つけやすいという利点すらある。このヒンジにはワンセグやデジタルラジオを起動する「TVキー」が付いているのだが、欲を言えば「W42S」のような音楽操作用のジョグボタンもあれば、なお便利だっただろう。

 純粋にデザインという点では、賛否両論、好みが分かれるかもしれない。だが、ワンセグを満喫したいなど、スペック重視のユーザーなら十分許容できるものだ。むしろこのヒンジがユーザーの自己主張となって、魅力を大きくアップする可能性も高いのではないだろうか。

表面にはサブディスプレイを搭載。ヒンジ部にはワンセグやデジタルラジオを起動するための「TVキー」が搭載されている 背面にはオートフォーカス対応300万画素CMOSカメラと、FeliCaチップを搭載

キーのバックライトは、文字の部分だけ白色に光るタイプ。暗所でもキーの内容を確認しやすい。着信ランプはヒンジ部に配置。端末の開閉にかかわらずランプの点滅を確認できる 「EZ FeliCa」のICカードは端末裏側に搭載。ICカードリーダーに近づけると、側面のヒンジが緑色に光る

右側面にはFeliCaキー、サブディスプレイキー、カメラキーを搭載 充電台にはUSBクレードルも兼ねる。PCと接続して音楽データの転送やアドレス帳の編集が行えるほか、挿入したメモリースティックDuo/PRO Duoのリーダー/ライターとしても利用できる

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