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ソニー VAIO type U VGN-UX50 実売価格:16万9800円 発売日:2006年5月27日 |
| このモデルの注目ポイント | ライバル機種はズバリこれ! |
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・520gの文庫本サイズにWindows XPのフル機能を凝縮 ・スライド式キーボードを搭載 ・Do VAIOを搭載せずに、AVソフトが自由に選択できる ・モバイル性能を活かしたナビゲーション機能 |
・PBJ Smart Caddie ・ウィルコム W-ZERO3 |
マイクロソフトとインテルが提唱する「Origami」や、ウィルコムの「W-ZERO3」など、デジタルなガジェットが注目を集めている。そんな中、それらの先駆け的モデルであるソニーの「VAIO type U」(以下、type U)が復活した。モデルチェンジする度に世界最小や最軽量などの記録を作り、一部マニアには熱狂的な人気を誇るシリーズだ。
2006年夏モデルとして登場した新type Uも、デジタルなガジェット好きの心を掴みそうな要素をたくさん持っている。その一つがHDDレス仕様のモデルだ。6月発表の予定で、今回は使用できなかったが、HDDの代わりに16GBのNAND型フラッシュメモリーを採用するという。軽量化と駆動時間の長時間化などのメリットがあり、まさにtype U向けの記録媒体と言える。NAND型フラッシュメモリー搭載のtype Uについては、詳細な情報が分かり次第、デジタルARENAで紹介したい。
注目すべき機能やポイントがたくさんあるので、写真を多用して新type Uを見ていきたい。なお、今回は発売前の試作機を使っているため、製品版と違いがあるかもしれないので注意してもらい。
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| ■文庫本サイズにスライド式キーボードを搭載 |
まずはハードウエア面から見ていこう。本体の面積は文庫本とほぼ同じで横150.2×縦95mm。厚さ(高さ)は32.2〜38.2mmと、ページ数にもよるがこちらは文庫本より厚い。重さは約520g。従来のtype U(詳しくはこちら)と比べて約30g軽量化されている。軽く小型にはなっているだのが、厚みがあり角に丸みをつけたボディーは、旧type Uのスマートな見た目とは違い、ちょっと“ぼてっり”した印象を受ける。それでも両手で持てば非常に軽く、グリップ感も悪くない。
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| ▲ 基本的な利用スタイルは両手持ち。グリップする部分が丸くなっており持ちやすい |
ボディーの形状は従来のtype Uから大きく変わっている。一番の変更点はキーボードを内蔵したこと。旧type Uではコンパクトに折りたためるUSB接続の外付けキーボードが付属していた。搭載するキーボードは液晶をスライドすると出てくる。QWERTY配列のキーボードで、キー数は69個。約11.2×8.3cmのスペースにこれだけの数のキーを納めているため、窮屈なのは言うまでもない。一つのキーの大きさは約0.7×0.5mmで超小型。キーと枠との段差がないフラットなタイプで、しっかり押さなければ入力できない。キーというよりはボタンに近い印象だ。
キーは碁盤の目のように整然と並んでおり、横幅が他のキーの2倍となるスペースキー以外はすべて同じ大きさだ。よく使うEnterキーなども他のキーと変わらない。キーの入力は、上の写真のように両手でグリップして使うため、親指入力が基本となる。一般的なキーボードと同じように、FキーとJキーにはポッチが付いており、手探りだけで2つのキーの場所が分かるようになっている。
気になる使い勝手だが、正直言って最初は全く使いこなせなった。何といってもキーが小さすぎるし、整然と並んだキーは、どこにどのキーがあるのか把握しにくい。また、親指では届きにくいキーがあるのも気になった。特に右手親指は移動量が多く、長文作成などでは手が疲れてしまいそうだ。また、両端のキー列は湾曲している部分にあるため、押しにくく感じた。ちなみに、筆者の手の大きさは18cm程度(手のひらの一番下から中指の先までの長さ)で、成人男性としては大きくないし、小さくもない。それでも3、4日使っていく間に、検索窓へのテキスト入力や短めのメール作成なら、何とか行えるようになった。携帯電話と一緒で慣れれば快適に使えるのかもしれない。
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| ▲ 内蔵キーボード。左が日本語キーボードで、右がVAIO・OWNER・MADEモデルで選択できる英語キーボード。英語キーボードのキー数は64個で、69個の日本語キーボードより余裕のある配置だ。少しでも快適なキーボード入力がしたい、という人には英語キーボードをおすすめしたい | |
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| ▲ キーを押した時や電源入時にキーボードが発光する。暗いところで使うときに便利 |
文字入力はキーボードだけでなく、スタイラスでもできる。ソフトウエアは従来通り「NextText」が付属。透過表示が可能で、透明度の高さも調節できる。また、液晶がそのままメモ帳になる「Pen Plus for VAIO」も搭載する。
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| ▲ 左が手書き文字入力ソフトの「NextText」、右が「Pen Plus for VAIO」。旧type UにはNextTextが起動できるボタンを本体に装備していたが、新type Uではなくなっている。キーボードを搭載したことで、利用頻度が下がるためだと考えれられる | |
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| ■ポインティングデバイスは従来より使いやすく快適に |
操作についてもキーボード以外に、タッチパネルによるペン入力と、液晶の左右にあるスティックポインター、左右ボタンおよびセンターボタンを使って操作できる。この部分は旧type Uを踏襲しているが、細かな改良が施されている。本体右側のスティックポインターは、ゴム製で表面には細かな凹凸があり、滑りにくくしっかりと操作できる。親指の腹にしっくりくる大きさで、追従性も悪くない。マウスの移動速度を好みに調節すれば、よりストレスなく使えるだろう。左には上から左ボタン、右ボタン、センターボタンと、利用頻度の高い順に縦に並んでいる。旧type Uでは一番上にセンターボタン、その下に左右ボタンが横に並んでいた。また、ボタンの大きさも3つとも同じだった。新type Uでは、左ボタンのサイズを大きくして、センターボタンを独立させるなどの工夫がなされ、スティックポインターと合わせて、操作性は非常に向上している。
本体のインターフェースは必要最低限。USB2.0を1ポート、CFカードスロット、メモリースティックDuoスロット、マイク入力、ヘッドホン出力を備える。CFカードスロットは通信カードを利用するのに使える。旧type Uになかったものとしては、カメラと指紋認証がある。付属のスタイラスはペンタイプのもので、背面に収納できる。無線機能としてはIEEE802.11a/b/g対応の無線LANとBluetoothを装備。本体左に無線機能のハードウエアスイッチがあり、ステータス表示LEDも備える。
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| ▲ 正面のカメラ(左)はCMOSセンサーを採用した有効31万画素。テレビ電話などに利用できる。カメラの左にはログイン認証などに利用できる指紋認証センサーを装備。背面のカメラ(右)は液晶部分の裏側にある。有効131万画素で本体の上側面右のキャプチャーボタンと合わせて、デジタルカメラライクな使い方ができる | |
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▲ スタイラスは背面に収納できる。ペンタイプで、旧type Uに付属していた羽形の「フィンスタイラス」より使いやすくなった |
































