方法は主に3つあります。ここでは、Windows標準の日本語入力ソフト「MS-IME」を例に、この3つを具体的に説明しましょう。

●読めない漢字を入力する方法

 まず、漢字をマウスで描いて手書き検索する場合は、パソコン画面の右下にあるIMEツールバーで、「IMEパッド」ボタンをクリック。メニューから「手書き」を選択すると、「IMEパッド」画面が開きます。

 初期状態では左側の白い欄に「うかんむり」を表示しているので、まず「消去」ボタンを押して消しておきましょう。この左欄にマウスで入力したい漢字(ここでは「鮗(このしろ)」)を描くと、右欄に輪郭の似た漢字の一覧が出ます。目当ての文字をクリックし、[Enter]キーで確定すれば入力完了です。

●IMEパッドで手書き入力
IMEツールバーの「IMEパッド」ボタンをクリックし、「手書き」を選択する

初期状態では左側の欄に「うかんむり」が現れるので、一度「消去」ボタンを押してから入力したい漢字(ここでは「鮗」)をマウスで描く。右側の欄に候補の漢字が現れたら、目当ての「鮗」をクリックして、[Enter]を押せば入力できる

 読めない漢字を、総画数や部首から探すことも可能です。

 「IMEパッド」画面の左端には、縦にボタンが並んでいます。ここにある「画」ボタンで総画数検索、「部」ボタンで部首検索の画面を開けます。ちなみに一番上にある筆マークのボタンを押すと、前述の手書き検索画面に戻ります。

 「IMEパッド」画面の左欄で画数や部首を選ぶと、右欄に該当する漢字の一覧が現れます。例えば、「覇」を入力する場合、画数検索では左欄で総画数「19画」を選択して、右欄に現れた一覧から「覇」を選択、[Enter]キーを押して入力します。部首検索では、まず部首の画数「6画」、次に部首の種類「西(にし)」を選んだ後、同じく右欄から漢字を入力します。

総画数や部首からも漢字を探すことができる。「IMEパッド」画面の左端にある「画」ボタンで総画数検索、「部」ボタンで部首検索の画面が開く。左側の欄から画数や部首名を選択すると、右欄に該当する漢字の一覧が現れる

 部首の名前を知っているのなら、より簡単に検索できます。Wordなどで「うおへん」(「うお」でもよい)と部首名を入力し、[Enter]で確定する前の状態で[Ctrl]と[Y]キーを同時に押してみましょう([F5]でもよい)。「うおへん」の漢字を一覧表示した状態で「IMEパッド」画面が出現します。「IMEツールバー」から開くより、数段手間が省けます。

 なお、「IMEパッド」で表示した部首や漢字に一定時間カーソルを合わせると、読み仮名が表示されます。入力せずに読み仮名だけを調べる場合にも使えるでしょう。