液晶テレビ(プラズマテレビでも同じです)とパソコンを接続する方法はいくつかあります。

 最も簡単に接続できるのは液晶テレビがアナログRGBやDVIといったディスプレイ接続用の端子を持っているケースです。これならパソコンのディスプレイ端子と液晶テレビをケーブルで接続するだけで、ディスプレイとして使うことができます。

 また液晶テレビでは、今後主流になると見られる「HDMI」端子を採用した機種が増えています。HDMIはDVIと互換性があり、音声も同時に送ることができます。HDMIとDVIを変換するケーブルも販売されているので、それを利用することでパソコンのDVI端子と液晶テレビのHDMI端子を接続できるケースもあります。

●パソコン入力に対応したテレビ ●HDMI端子を備えたパソコン
DVIやアナログRGB端子を持つテレビなら接続は簡単(シャープの「IT-32X2」) 液晶テレビに接続するためにHDMI端子を内蔵するパソコンも登場(日立製作所の「Prius Deck DH75N」)

 ただし、多くのパソコンではアナログRGBで接続した場合、液晶テレビの解像度に合った設定が用意されていません。このため、低い解像度で大きめに表示されることになります。こうした場合は「PowerStrip」などのソフトを使うと、1280×768ドットといった解像度が利用できるようになります。

 テレビにRGBやDVI端子がない場合は、D端子やS端子といったDVDプレーヤーやビデオデッキを接続する端子を使って、パソコンの映像を入力することになります。

●RGB出力をD端子に変換できる
D端子へ変換すれば液晶テレビにきれいに表示できる(アイ・オー・データ機器の「TVC-D4」)

 標準でD端子に映像出力できるパソコンはほとんどありません。しかしデスクトップ用のグラフィックスボードなら、D端子(もしくはコンポーネント端子)での出力に対応した製品が1万円程度で購入できます。こうしたボードを増設すれば、液晶テレビにパソコンの画面を映すことが可能になります。テレビへの出力も考慮されているため、想像以上にきれいな画像を表示することができます。またアナログRGBの信号を変換してD端子で出力するための機器も販売されています。価格は2万円程度と高めですが、ノートパソコンでも使えるので便利です。

 比較的大きめなノートパソコンにはS端子が備わっている機種があります。これを使って接続した場合、解像度は800×600ドット程度が無難です。より高い解像度に設定しても、残念ながら文字がつぶれてしまい判別できません。

●液晶テレビにパソコンを接続する

アナログRGBやDVI端子を持つテレビなら

パソコンのディスプレイ端子と直接つなぐと画面を表示できる。HDMI端子が使えることもある

D端子やS端子しかないテレビなら

D端子やS端子での出力ができるグラフィックス機能があれば直接つなぐ
デスクトップであればD端子やS端子での出力に対応したグラフィックスボードを増設する
アナログRGBの出力をD端子に変換できるスキャンコンバーターを導入する