パソコンを使い続けていると、ハードディスクの空き容量が足りなくなることがあります。ハードディスクを増設する方法もありますが、一時的な対策としてはデータをほかの場所に移すのが有効です。

 メーカー製パソコンの多くは、あらかじめハードディスクをCドライブとDドライブの2つに分割していることも多く、この場合は、CドライブにあるデータファイルをDドライブに移すのがお勧めです。

 最も手軽なのが「マイドキュメント」フォルダーの場所をDドライブに移すことです。デスクトップに表示されている「マイドキュメント」フォルダーは実はショートカットで、Cドライブの中にある「My Documents」フォルダーが正体です。

 Officeをはじめとして多くのソフトがこの「My Documents」フォルダーにデータを保存しています。これをDドライブに移せば、Cドライブの空き容量不足を解消できるのです。Windows Meを例に説明しましょう。

 変更するには、デスクトップ画面にある「マイドキュメント」フォルダーを選択、マウスの右ボタンを押し、表示されたメニューで「プロパティ」を選びます。次に「ターゲット」タブにある「移動」ボタンを押して、開いた画面で新しい保存先を指定し「OK」ボタンを押します。確認画面が表示されたら「はい」を選びます。これで「マイドキュメント」フォルダーの場所が移動し、さらに今まで同フォルダーにあったファイルが自動的に新しいフォルダーに移動します。Officeソフトなどは、保存先も自動的に変更されるので、ユーザーは特に設定を変更する必要もありません。

●データファイルの保存場所をDドライブに変更する
「マイドキュメント」フォルダーを選択してマウスの右ボタンを押し、表示されたメニューで「プロパティ」を選ぶ

プロパティ画面で「移動」ボタンを押す

開いたフォルダーの参照画面で「マイドキュメント」の移動先を選び「OK」ボタンを押す

ドキュメントの移動画面で、「はい」を選ぶと今までのフォルダーにあったファイルなども移動する

 ただ、すべてのソフトが「マイドキュメント」フォルダーにデータファイルを保存しているわけではありません。年賀状ソフトや、アルバムソフト、メールソフトなど、独自のフォルダーにデータファイルを保存しているソフトも多くあります。そういったソフトの場合、データファイルを手動で移動し保存先も変更する必要があります。

●独自のフォルダーを使うソフトもある
  • メールの送受信データ
  • デジカメの写真ファイル
  • 年賀状ソフトの住所録
  • IMEのユーザー辞書など

Outlook Expressなど「マイドキュメント」を使わないソフトの場合、手動で保存先を変更する必要がある