Windows 98以降にある「ディスククリーンアップ」は、使用頻度の低いファイルを削除または圧縮する機能です。ハードディスク(HDD)の空き容量を増やせるのが魅力ですが、実行すると見慣れないファイルが表示されて戸惑うのも事実です。

 処理対象の多くは、一時ファイルかオフラインファイルです。一時ファイルとは、アプリなどが実行中に使用したファイルです。Webページのキャッシュ「Temporary Internet Files」や、Web上で音楽や映像を再生するためにダウンロードされるActiveXコントロールなどの「ダウンロードされたプログラムファイル」も一時ファイルです。

削除や圧縮が可能な対象が一覧で表示され、選択して「OK」ボタンを押すと実行される

 オフラインファイルとは、ネットワーク上にあるファイルをHDDなどにコピーして、ネットワークの切断(オフライン)状態でも開けるようにしたものです。Windowsのファイル同期機能で使われます。ネットワーク上のファイルをHDDへキャッシュした「一時オフラインファイル」や、Internet Explorerのオフライン機能で保存したWebページ「オフラインWebページ」も該当します。

 いずれも元のコピーかデータの残骸です。削除しても基本的に問題はありません。ただキャッシュなどを削除すると速度低下することがありますので、対象のファイル容量が小さい場合は実行しない方が無難です。

●ディスククリーンアップの主な項目と内容(Windows XPの場合)

検索方法 実行する内容
ダウンロードされたプログラムファイル Webページに含まれるActive XやJavaアプレットファイルを削除
Temporary Internet Files IEで生成されたWebページのキャッシュファイルを削除
一時ファイル プログラムやアプリケーションの実行中に使用したファイルを削除
一時オフラインファイル ネットワーク上でアクセスしたファイルのキャッシュを削除
オフラインファイル ネットワークを切断した状態でも使えるようパソコンに保存されたファイルを削除
オフラインWebページ IEのオフライン機能で保存したWebページを削除
古いファイルの圧縮 一定期間ユーザーがアクセスしてないファイルを圧縮
コンテンツインデックス作成ツールのカタログファイル ファイル検索を速くするためのディスク上に作成された索引を削除