近年、GoProをはじめとしたアクションカメラに注目が集まっているが、「何が便利なのか?」と思っている人も多いだろう。アクションカメラの魅力や使い勝手、また購入ポイントを解説する。

小型で軽量、多彩なマウントでさまざまなシーンに対応

 現在、アクションカメラ(ウエアラブルカメラ/スポーツカムなどとも呼ばれる)は多くのメーカーから発売されている。GoProやソニーの「アクションカム」はその代表格だが、スマホやデジカメでも動画が簡単に撮れるこの時代に、なぜ専用カメラが必要とされているのか。まずはその特徴や用途を見ていきたい。

ソニーの「アクションカム」シリーズ
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 アクションカメラは、一般的にアクティブなシーン(スポーツやアトラクションなど)での撮影に利用され、通常のビデオカメラよりも小型・軽量なのが最大の特徴。耐衝撃や耐水性にも優れるほか、広い視野角で臨場感のある映像を撮影できる点もメリットといえる。

 一方で、「ズーム機能がない」や「音質が良くない」などがデメリットとして挙げられる。しかし、例えばスポーツ中の自撮りであればズーム機能の必要性は低いし、音質についてもビデオカメラと比べれば劣るという話で、スマホと比べれば勝ることはあっても劣ることはない。コンパクト化の代償といえばそれまでだが、用途を踏まえれば致命傷になるようなデメリットではないだろう。

 また、多彩な「マウント」を活用する点も特徴のひとつ。自転車用やサーフィン用をはじめ、頭や腕用、車のダッシュボード用、ニッチなところでは大型犬用なんてものまでも用意し、さまざまな場所にカメラを設置できる。マウントを活用することで、アクティブなシーンでもより臨場感のある撮影ができるようになるわけだ。

マウントの一例。上段左がヘッドマウント、右がハンドルバーマウント、下段がドッグハーネス
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 ただし、これは逆にいうと「マウントがないと状況に応じた撮影が難しい」ことにもなる。基本的にマウントは別売りとなるため、活用の幅を広げるとなるとコスト面が悩ましい問題となるだろう。