ランチタイム程度の短い時間を利用して参加できる料理教室「EATALK」が、多忙な働く女性や子育て中の主婦の人気を集めている。

 料理レッスン20分、食事20分の計40分で終了するため、オフィスが近ければ会社員でも昼休みにレッスンと食事を済ませることができる。料金はメニューによっても異なるが、食事代を含めて2000~3000円程度だという。

 レッスンは1回につき定員10人程度で、通常は入れ替え制で1日に2~3回行う。2012年5月にスタートして以来これまでに約360回開催し(月に2~3回のペース)、延べ約4700人が参加しているとのこと。イタリアン、スペイン料理、エスニック、家庭料理、保存食などの講師8人ほどが交代で担当している。

 通常の料理教室は、だいたい1レッスンが実習を含めて2時間単位。しかも夕方以降の時間帯だと、残業など仕事の都合でキャンセルせざるを得ない場合も多い。その点、ランチタイムを利用して、食事付きでレッスンを受けられるなら大助かりだ。

 はたして1時間弱の“昼休み料理教室”とはどのようなものなのか。さっそくレッスンに申し込んだ。20分という限られた時間なので本当にシンプルな単品メニューをイメージしていたのだが、メニューを聞いて仰天!

 「アメリカン・ポークの低温ロースト 野菜と林檎のソース添え」「アメリカン・ポークの低温ローストを使った、濃厚ラグーソースパスタ」「アメリカン・ポークの低温ローストを使った、オレンジ、クルミのサラダ~ハチミツバルサミコドレッシング」……。これほど本格的な料理なら、普通に作ったら最低でも1時間 はかかるイメージ。本当にこんな料理がたった20分でマスターできるのだろうか。 半信半疑のまま、レッスン会場に足を運んだ。

レッスンは都内5カ所(西新宿、渋谷、神田、武蔵小杉、みなとみらい)のコミュニティスペースで開催されている。筆者が体験した武蔵小杉のレッスンの会場は、武蔵小杉駅から徒歩数分の住宅街だった
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EATALKを主宰している里見浩子氏。「THINK ABOUT EAT」代表で食空間プランナー、フードディレクター。さまざまな企業のレシピ開発、撮影など幅広く活躍。食育指導士として講座講師もつとめる
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体験レッスン当日の講師は、イタリア・ピエモンテ州ドモドッラ「ristorante la stella」で約3年修行したというイタリア料理家のKEITA氏
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完成した料理は最後に参加者全員で試食する
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