SIMフリーのiPhone 6s / 6s Plusに格安SIMを組み合わせると、大手携帯電話会社で買うのに比べてどれだけ得なのかをチェックしてみた。

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 iPhone 6s / 6s Plusが9月25日に発売された。NTTドコモやau、ソフトバンクという大手携帯電話会社(キャリア)から販売されるセルラーモデルのiPhoneと、大手キャリアのSIMに加えて格安SIMを利用できるSIMフリーのiPhoneの2モデルが販売されるが、どちらがお得なのだろうか。

 そこで今回は、大手キャリアのiPhoneとSIMフリーiPhoneとで、それぞれに掛かるコストを比較してみた。

SIMフリーiPhoneの価格は最大12万2800円

 最初に、iPhoneの価格を確認しておこう。以下の表は、9月14日時点で発表されているiPhone 6s/6s Plusの本体価格と実質負担額をまとめたものだ。

 SIMフリーiPhoneは支払い方法が基本的に一括のみとなるため、大手キャリアのiPhoneで利用できる24回の割賦払いに合わせるために、iPhoneの本体価格を24で割った金額を月額相当額として記載した。

iPhone 6sの実質負担額一覧
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iPhone 6s Plusの実質負担額一覧
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 SIMフリーiPhoneの本体価格を見てみると、最も安いiPhone 6s 16GBモデルは8万6800円、最も高いiPhone 6s Plus 128GBモデルで12万2800円となっている。代金の支払いに割賦を選択できる大手キャリアのiPhoneと違って一括払いのみとなるため、SIMフリーiPhoneは基本的に初期投資額が高い。

大手キャリアのiPhoneの本体代金は、MNPのNTTドコモが一番お得

 次は大手キャリアのiPhoneの価格を見てみよう。

 各社の月額料金に対する割引施策(NTTドコモは「月々サポート」、auは「毎月割」、ソフトバンクは「月月割」)や、キャンペーンによる値引き額を反映させた実質負担額を比較すると、新規契約と機種変更では全モデルを通してソフトバンクが一番安い。iPhone 6s 16GBモデルの場合、新規契約時の実質負担額はNTTドコモが2万4000円、auが1万6080円、ソフトバンクが1万4400円だ。機種変更の場合はNTTドコモが2万4000円、auが2万5800円、ソフトバンクが2万3667円となっている。

 これに対し、番号を変えずに通信会社を乗り換える「携帯電話・PHS番号ポータビリティ(MNP)」を利用した場合の実質負担額は、NTTドコモが全てのモデルで一番安い。MNPを利用してiPhone 6s 16GBモデルを購入した場合の実質負担額を見ると、auが1万6080円、ソフトバンクが1万4400円であるのに対し、NTTドコモはマイナス400円と割引額の方が多い。最も高価なiPhone 6s Plus 128GBモデルは3万5600円で、auより1万9000円、ソフトバンクより1万4689円も安い。

 NTTドコモはMNP利用者に対する月々サポートが他社よりも手厚いことに加え、本体価格を1万円割り引く「のりかえボーナス」キャンペーンをiPhone 6s/6s Plus発売日の9月25日から11月3日まで実施する。そのため、MNP利用時の実質負担額が際立って安いのだ。

まとめると
・ 新規契約と機種変ならソフトバンクがお得
・ MNPならNTTドコモがお得
ということになる。