独走する「サバイバル」シリーズにライバル出現か?

 小学生の間で大人気の科学漫画がある。累計発行部数が400万部を突破した「サバイバル」シリーズ(朝日新聞出版)だ。韓国・ミレエヌ出版の科学漫画を翻訳したシリーズで、現在までに50巻を発行。韓国ではすでに1200万部、中国で600万部、タイで180万部を突破している世界的ヒットシリーズでもある。

 冒険好きな少年少女と博士が登場し、読者を冒険旅行の世界に連れていってくれる。ハラハラドキドキの連続で、笑えるセリフやギャグも満載。読み出したら止まらない面白さが小学生たちを虜(とりこ)にしている。

 このシリーズが独走する科学漫画分野に殴り込みをかけたのが、講談社の「MOVE COMICS(ムーブコミックス)」。6月下旬に4巻、7月末に2巻を発売した。累計160万部のヒットを飛ばしているDVD付き図鑑「MOVE(ムーブ)」の派生シリーズとなる。

 図鑑と同様、映像を収録したDVDが付いているのが大きな特徴。図鑑よりも掲載する種類を絞り込み、ストーリー漫画仕立てでより深く科学の面白さを伝える内容になっている。価格はサバイバルと同じ1200円。まさにこの夏に激突という状況なのだ。

旭屋書店・池袋店では店内の3カ所に科学漫画コーナーを設置。「サバイバルシリーズ」と「MOVE COMICS(ムーブコミックス)」が並ぶ
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「学習マンガ」の棚の横に、「科学よみもの」の棚ができていた(旭屋書店池袋店)
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