本田技研工業の峯川 尚専務執行役員(左)と、シャトル開発責任者である本田技術研究所の磯貝 尚弘開発責任者(右)
[画像のクリックで拡大表示]

 ホンダは、新しいコンパクト・ステーションワゴンである「シャトル」を2015年5月15日より発売を開始した。価格は、169万円~254万2000円。

 国内の月間販売計画台数は3000台で、日本自動車販売協会連合会が発表した2015年5月の新車乗用車販売台数ランキングによれば、5月末までの約2週間の販売台数は2938台で計画台数をほぼ達成している。

新開発されたコンパクト・ステーションワゴンの「シャトル」。ガソリン仕様(手前)とハイブリッド仕様(奥側)があり、フロントグリルはそれぞれ専用デザイン
[画像のクリックで拡大表示]

シビック・シャトルのコンセプトを受け継ぎ、フィット・シャトルから独立

 ホンダ車にシャトルという名前が付いたのは1983年に登場した3代目シビックシリーズのステーションワゴン「シビック・シャトル」が最初だ。シビック・シャトルは4代目シビックをベースとした2代目モデルも造られたが、1996年に発売された「オルティア」にステーションワゴンの座を譲り、生産を終了した。

 その名が復活するのは2011年、2代目「フィット」シリーズのステーションワゴン「フィット・シャトル」としてだ。手ごろな価格とフィットより広くなったラゲッジルームが重宝され、人気を博したが、後続モデルとなる新型はフィット・シリーズから独立。それが今回のシャトルなのだ。

[画像のクリックで拡大表示]
[画像のクリックで拡大表示]

 磯貝 尚弘LPL(開発責任者)によると、新型はかつてのシャトル・シリーズの魂を引き継いでいるという。初代シビック・シャトルの開発チームが掲げた「本当に必要なものと付き合っていく。自らの生活を限りなくクリエイトしていく」というコンセプトを受け継ぎ、「普通のコンパクト・ステーションワゴンとは異なる価値を持ち、さまざまなライフスタイルの人たちに人生を楽しんでもらえるクルマ」を目指した。開発キーワードの1つである「ひとクラス上の大人へ」のように、ステーションワゴンとしての機能性は重視しながら、質感を高め、デザインの存在感を持たせているという。

グリルとヘッドライトを直線的に結び一体感を持たせた特徴的なフロントマスク
[画像のクリックで拡大表示]
ヘッドライトはLEDを採用。スタンダード仕様はハロゲンタイプが標準
[画像のクリックで拡大表示]