ファーウェイ・ジャパンの5.5型スマートフォン「honor 6 Plus」が2015年6月10日、発売された。特徴は背面に2つのカメラを搭載していることで、それを使って一眼レフカメラのようなボケを表現したり、高感度撮影やHDR撮影に強いなど、カメラ機能に力を入れている。同日行われた発表会では、写真家の篠山紀信氏とモデル・タレントの河北麻友子さんがこのカメラ機能について熱く語った。

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 「honor 6 Plus」は、ファーウェイ・ジャパンの公式オンラインストア「Vモール」で取り扱うほか、国内の通信事業者では楽天モバイルが同社SIMカードとのセットで独占的に取り扱う。楽天モバイルでの価格は、端末代金が一括払いの場合は4万5800円、分割払いでは2061円の24回払いになり、これに通信の月額料金が加わる。楽天モバイルが取り扱う端末の中でも、フラッグシップモデルの位置づけになる。

 ディスプレイは5.5型(解像度1920×1080ドット)で、オクタコアのプロセッサ、3GBメモリー、32GBのストレージなどを搭載し、OSはAndroid 4.4。バッテリーは容量3600mAhの大容量のものを搭載する。重さは約165gで、ゴールド、ブラック、ホワイトのカラーバリエーションを用意する。

 最大の特徴は、背面に800万画素のカメラを2つ搭載していることだ。このツインカメラで奥行き情報を持った写真を撮影でき、撮影後にピント位置を変更したり、絞り値をコントロールするようにボケ味を調整できる。また2つのカメラを使うことで、一般のスマートフォンより高感度撮影に強く、HDR撮影も高速にできる。前面にはソニー製の800万画素のカメラと画角89度の広角レンズを搭載することで、自撮りにも強いとしている。

ファーウェイ・ジャパンの5.5型LTE対応SIMロックフリースマートフォン「honor 6 Plus」。背面の2つのカメラとを独自のカメラアプリが特徴で、撮影後に写真のボケ味をコントロールするといったことができる
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 都内で行われた発売記念イベントでは、写真家の篠山紀信氏とモデル・タレントの河北麻友子さんが登壇した。河北麻友子さんは高感度性能を生かした夜景の写真を見て「夜景の色合いや光の反射がもう本当にきれいで、デジタル一眼レフで撮ったような写真ですね」と驚きの様子だった。

インスタグラムのユーザーだという河北麻友子さんは、自身のスマホ撮影について「とにかくたくさん、何でも写真に撮ります。一枚の写真をアップするために何十枚も写真を撮っています」と写真へのこだわりを明かした
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 篠山紀信氏は「デジタルカメラの登場は、写真の歴史の中で最大の変革。そして今ではスマートフォンで誰でも空気のようにたくさんの写真を撮って、その中から選んで加工できる。これはもう、写真の一種の革命だ」と述べた。

 そして自分で「honor 6 Plus」のツインカメラを使って撮影した写真を紹介しながら、「このスマホのカメラは、ほかのスマホではできないことができるのが面白い。いろいろと奥が深い機能で、練習してちゃんと使いこなしたい」と述べた。

篠山紀信氏が「honor 6 Plus」と別の機種で撮影した写真。ワイドアパーチャ機能で、スマホのカメラとは思えないボケを表現している
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さらに「この機能なら、背景の邪魔なおじさんをボカして消すこともできる。このほうがよっぽどいいよね!」と機能の応用を紹介
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ステージ上で前面のカメラを使った自撮りのデモも行った。「広角で撮影できるので、3人並んで撮影しても両脇の2人が切れずに全員入るのがいい」とのことだった
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(文/IT・家電ジャーナリスト 湯浅英夫)