格安SIMの使い方をより広げるために、SIMアダプターを使ってタブレットやWi-Fiルーターなど複数端末で1枚の格安SIMを使い回す方法や、筆者が実際に試して分かった注意点を紹介する。

 今使っているスマホに格安SIMを入れると、毎月の通信費を大幅に下げることができる。さらに1枚の格安SIMを、スマホやタブレット、Wi-Fiルーターなどの複数端末で使い回せば、コストを下げる効果はさらに高まるはずだ。

 しかし、複数の端末で格安SIMを使い回すには、SIMのサイズの問題をクリアしないといけない。

 SIMには、大きい順から「標準SIM」「マイクロSIM」「ナノSIM」という3つのサイズがある。一般に、古い端末やWi-Fiルーターなどでは、「標準SIM」を、Android端末の多くは「マイクロSIM」を、iPhoneや一部のAndroid端末では「ナノSIM」を採用するケースが多い。格安SIMを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)はこの3種類を取り扱っていて、購入時には1枚を選択できる。

 MVNOの中には、契約途中でもSIMのサイズを変更できる場合がある。このような企業であれば、SIM選びをそこまで慎重にしなくてもいい気がするが、事務手数料として3000円程度必要になるケースが多く、出費は免れない。

「使っている端末が対応しているSIMサイズを選べばいい」、そんな声も聞こえてきそうだが、そう簡単な話ではない。筆者は、iPhone 6、Nexus 5、Wi-Fiルーターとで同一の格安SIMを使い回そうとしているので話がややこしくなっているのだ。それぞれの端末が対応しているSIMサイズを確認すると、Nexus 5はマイクロSIM、iPhone 6はナノSIM、Wi-Fiルーターは標準SIM。端末ごとにSIMサイズが違うのだ。悩みは深くなるばかりだ。

SIMサイズの選択画面。3種類の中からどれか1つを選択しなければいけない
[画像のクリックで拡大表示]

格安スマホ・格安SIM選びに役立つサイト、始めました

 新サイト「格安スマホとSIMのすべて」では、いま話題の格安スマホ・格安SIMについて、最新情報や得する選び方、おすすめプランをお届けしていきます。料金・プランを簡単に探せる検索ツールや、初心者向けの記事も用意してお待ちしております。