USBケーブルの種類は充電時間に影響する

 電流を流すUSBケーブルの良し悪しも、見た目だけでは判断しづらい。選び方としては、まずスマホの充電に使うMicroUSBケーブルであれば、パッケージに「2.4A出力対応」や「急速充電対応」などと記載されたケーブルが売られている。それらのケーブルは、一般的なUSBケーブルよりもケーブルを太くするといった工夫があり、充電時により多くの電流を流せる。

 USBケーブルには、データ通信対応と充電専用の2種類ある。それらの違いは、USBケーブルに含まれる信号線の接続方法だ。通信対応のケーブルは信号線が両端に接続しているのに対し、充電専用ケーブルは電流を増やす仕組みが入っている。

 USB端子の仕様によると、信号線を流れる電圧によってUSB端子がデータ通信か、充電専用かを判別する。データ通信端子と判断したときは、USBの規格で定められた0.5A程度の電流をUSB端子に流すが、充電専用端子と判断したときはそれ以上の電流を流す。そこで、充電専用ケーブルは信号線に途中で抵抗を入れるなどして接続しない作りになっている。これによりデータ通信できるパソコンの端子を充電端子として認識させて充電時の電流が多くなるが、信号線は接続していないので通信はできない。パソコンによってはこの機能をパソコン側に備えており、付属のユーティリティーでUSB端子の機能を切り換えられる機種もある。

スマートフォン用のmicroUSBケーブルには、「2.4A出力対応」や「急速充電対応」と記載されているものもある。写真は「OWL-CBJ2(B)-SP/U2A」(オウルテック、880円)のパッケージ
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