最新の無線LAN(Wi-Fi)ルーターは今や5000円台で買える。最大300Mbpsの製品なら2000〜3000円台で購入可能だ。そこで安く買える無線LANルーターの選び方や、主要製品の比較、おすすめ機種の紹介をしよう。


 スマートフォンやタブレットなどで動画サイトを閲覧しすぎると、あっという間にその月のモバイルデータ通信量の上限に達してしまう。そうなると通信速度に制限がかかり、通信速度が著しく低下してしまう。月末に思うように通信ができなくて、歯がゆい思いをした人も多いのはないだろうか。

 モバイルデータ通信の使いすぎを防ぐには、日ごろのモバイルデータ通信量を節約するしかない。その一番の方法は、家庭内に無線LANルーターを導入し、家にいるときは携帯電話回線を使わず無線LAN(Wi-Fi)に接続することだ。

 無線LANルーターは、低価格帯の製品であれば2000〜5000円台で購入できる。そこで格安で導入できる無線LANルーターの簡単な導入方法や製品選びのコツ、低価格帯の無線LANルーターでおすすめ製品を紹介していく。

IEEE802.11ac対応の無線LANルーターでも、5000円以内で購入できる
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今あるネットワークに簡単に無線LANを追加できる

 ちなみに無線LANルーターは設定作業が難しいと思われがちだが、実は簡単。既存の家庭内ネットワークに無線LANルーターを接続するだけでも良い。

 現在売られているほとんどの無線LANルーターには、ブリッジモードもしくはアクセスポイントモードと呼ぶ機能を搭載している。これは、無線LANルーターのルーター機能は使わず無線LANのアクセスポイント機能のみを使うモードだ。

 ブリッジモードもしくはアクセスポイントモードに切り替えて無線LANを家庭内ネットワークに接続すると、現在利用しているネットワークはそのままに、無線LAN環境だけを追加できる。この接続方法の場合、現在使っているルーターを置き換える必要がないので、インターネットの接続設定といった複雑な設定は一切不要だ。

 これは通信会社から提供されているルーターを使っていたり、ケーブルテレビを利用しているなど、ルーターを交換できない環境でも無線LAN環境を簡単に構築できる。

ブリッジモードもしくはアクセスポイントモードは、無線LANルーターの背面または底面のスイッチで切り替えられる製品が多い。接続した回線を判別し、モードを自動で切り替えられる製品もある
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ブリッジモードもしくはアクセスポイントモードの接続例。このモードだと現在の家庭内ネットワークはそのままに、無線LANのみを追加できる