2014年のヒット商品1位は「アナと雪の女王」

日経トレンディの伊藤 健編集長
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 日経トレンディの伊藤 健編集長は「今年は初の試みとして、上半期のヒット商品ランキングを7月号で発表したが、4月の消費増税後にもかかわらず価格が安いだけという商品がほとんど入らず、付加価値を加えたちょっと贅沢な“プレミアム商品”が多くランクインした。だが、年間を通して集計すると、上半期とは異なるトレンドも見受けられた」とコメントした。

 「2014年ヒット商品ベスト30」は以下の通り。


1位 アナと雪の女王
2位 妖怪ウォッチ
3位 ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター
4位 ジェルボール洗剤
5位 Ban汗ブロックロールオン
6位 伊右衛門 特茶
7位 TSUM TSUM
8位 クロワッサンドーナツ
9位 格安スマホ
10位 あべのハルカス

 ヒット商品1位となったのが、老若男女問わず話題になった映画「アナと雪の女王」。「観客動員数は2000万人を超え、興行収入も歴代3位の254億円を打ち立てた。さらにすごいのが、ブルーレイは発売初日に66万枚を売り上げ、たった1日で過去のブルーレイの販売記録を更新したほど。主題歌は大人も好んで歌うほどの社会現象になり、関連商品はお菓子から文房具まで何でも売れた」(伊藤編集長)。

 2位の「妖怪ウォッチ」、3位の「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」と合わせ、ベスト3にキャラクター関連商品が顔をそろえたのが今年の特徴だ。

 「これまで、消費増税が実施された年は『ちびまる子ちゃん』や『ポケットモンスター』など、キャラクターものの商品がヒットした。増税の影響で財布のヒモが硬くなるので、親しみやすい子ども向けのキャラクターで財布をこじ開けるという傾向が見られる。今年の1~3位は『魔法使い』や『妖怪』など、現実からかけ離れた存在に注目が集まった。なかなか景気が回復せず閉塞感があるなか、前向きに楽しみたいという消費者の視線が非日常的なキャラクターに向いた結果といえる。なかでも『アナと雪の女王』は今年のヒット商品を象徴する存在になった」(伊藤編集長)。

【2014年ヒット商品 1位】アナと雪の女王
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【2014年ヒット商品 2位】妖怪ウォッチ
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【2014年ヒット商品 3位】ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター
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【2014年ヒット商品 4位】ジェルボール洗剤
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【2014年ヒット商品 5位】Ban汗ブロックロールオン
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【2014年ヒット商品 6位】伊右衛門 特茶
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【2014年ヒット商品 7位】TSUM TSUM
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【2014年ヒット商品 8位】クロワッサンドーナツ
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【2014年ヒット商品 9位】格安スマホ
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【2014年ヒット商品 10位】あべのハルカス
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