厚さ0.5ミリの“非常用名刺入れ”

 ロンド工房の「カードリッジ」は厚さ約0.5mmという最薄の名刺入れ。早い話が、丈夫な紙で作った“名刺挟み”だ。ここに数枚名刺を入れ、財布や手帳に収納する。名刺入れを忘れたときのための非常用名刺入れだそうだ。

 “一人文具メーカー”としておなじみ、beahouseからは「フリーサイズブックカバー」の新作が登場。A5サイズからA4サイズまで対応する。これまでのフリーサイズブックカバーはあらゆる本に対応するとは言いつつ、実は最大A5サイズまでだったのだ。

 サイズ的にはブックカバーというよりノートカバー、雑誌カバーといったほうがしっくりくる気がする。A4専用だと買いにくいが、A5からA4なら何でもとなると、一つ持っておきたいと思わせる。フリーサイズブックカバーというコンセプトは、実はこの大きなサイズで生きるのかもしれない。

 レーザーカッターを利用した紙製文房具は本当に増えてきたが、金属製のステーショナリーに仕立てたのが、丸輪製作所の「オリックス」シリーズ(各980円)。メタルシートを折ると、動物モチーフのメモクリップが出来上がるというもの。

 同社はもともと板金メーカーだそうで、板金とレーザーカッターの技術を活かした金属製スマホカバーも展示していた。特に東洲斎写楽の「大谷鬼次の江戸兵衛」を金属上に表現した「Sharaku ~ONIJI~」(1万2000円)の出来には驚いた。これなら海外からの観光客だけでなく、日本人にも売れるだろう。

ロンド工房「カードリッジ」。紙製の名刺入れを“エマージェンシーツール”として捉えた製品
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beahouse「フリーサイズブックカバー A5~A4」(1900円)。ノートや雑誌にカバーをかけたい人には特におすすめ
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丸輪製作所「オリックス」(各980円)。ネコ、イヌ、ウサギの3種類
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丸輪製作所「Sharaku ~ONIJI~ Silver」(1万2000円)。浮世絵はもともと版画だから、こういうフォルムで見せたほうがリアルに仕上がる
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(文/納富廉邦)