注目の集まるファンランの1つ「カラーラン」
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 すっかり定着した感のあるマラソン/ランニングブームだが、2013年あたりから「ファンラン」に熱い注目が集まっている。

 ファンランとは、文字通り「楽しみながら走る」こと。本来の「スポーツ」としてのマラソン/ランニングとは違い、思い思いの仮装をして参加したり、コースの景観をのんびり堪能したり、仲間との交流を楽しんだりと、タイムを競わず自由に楽しみながら走るのが最大の魅力だ。

2014年7月11日、12日には千葉県・稲毛海浜公園で開催された「エレクトリックラン」
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 2014年7月11日、12日には千葉県・稲毛海浜公園で夜のファンランイベント「エレクトリックラン」が開催され話題を呼んだ(参加者数は2日間で約1万2000人)。エレクトリックラン実行委員会によるとこのイベントは「普段スポーツをしていない人でも、スポーツを楽しみ、体を動かすきっかけになればという想いから、2012年に米国で誕生」したもので、すで米国内含め、全世界で年に約30~50回開催されているという。「楽しむ、元気になる、ハッピーになることを目的とした体感型ランニングイベントであって、タイム計測や順位をつけることはなく、すべての年齢層の人が楽しめるようにコースが作られる」ので、稲毛海浜公園でのイベントは、5kmのコースが光や音で彩られていた。このコースを参加者たちが“光るグッズ”を身に着けて走ったのだが、特に20代の女性を中心に大盛況を博したという。

 特徴的なのは、日本初開催だったにもかかわらず、参加者たちはオフィシャルTシャツの裾をカットしてヘソ出しにしたり、袖をカットしたり花飾りをつけたりするなど、準備万端で楽しんでいたこと。これは海外でのファンランの様子をYouTubeなどインターネットで事前に予習し、楽しみ方を理解したうえで参加してくる人が圧倒的に多かったからだそうだ。

 どうやらファンランは、実際のイベント会場のみならず、YouTubeなどインターネットを通じて世界同時多発的に盛り上がっている、大イベントだと言っても過言ではないようだ。

ランのあとの「祝完走パーティー」ではDJが登場するが「ランニングイベントであり、健康的に走っていただくのが本題。終了後の音楽はあくまでもご褒美的なおまけ」だそう。次回は「エレクトリックラン 大阪大会」(2014年11月7日、8日、夕刻開始予定で会場は大阪城公園)。大阪大会のあと、全国での開催を計画しているそう
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