KONA「TI ROVE」(コナ「TIローブ」)
今回試乗したグラベルロード。カナダノースショアのMTBブランドとして知られるKONAは、2013年にグラベルロード「ROVE(ローブ)」を発売。TIローブは2014年に追加されたチタンフレーム採用の上級モデルで価格は26万4000円(フレームセット)、問い合わせ=アキコーポレーション(TEL 06-6995-7880)
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 2014年モデルとして、ジャイアントのような大手メーカーが積極的にラインアップに加えたことから、急速に知名度をあげた自転車のカテゴリーが「グラベルロード」である。読んで字のごとく、グラベル(砂利;gravel)の道も走ることができるロードバイクのことを指す。

 未舗装路を走る自転車というと、マウンテンバイクを連想する人が多いと思うが、ドロップハンドルを採用していることからも分かるように、こちらはロードバイク寄りの性格が与えられたカテゴリーだ。「100kmを超える長距離を走りながら、ときには未舗装路へも踏み込む」といった使い方を想定して作られた自転車なのである。

長距離走行時の疲労感を低減するハンドルポジション

走行中に握り位置を変えることでさまざまなシチュエーションに対応できるドロップハンドルは、ロングライドに欠かせない装備。半面、未舗装路ではバイクの抑えが利きにくいというデメリットもある。グラベルロードは一般的なロードバイクより、ハンドル幅を広くするなどして、欠点を補っている
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 まずハンドルはロードバイクと同様に、ドロップハンドルを採用。ドロップハンドルはブラケット部や上ハン、下ハンなど、握る位置が多いのがメリット。平地や上り坂といったシチュエーションに応じたポジションが取れるので、ロングライドでの疲労を低減できる。

 グラベルロードは一般のロードバイクに比べ、ハンドル位置が高いアップライトなポジションになっているのが特徴。ハンドル幅をやや広めに設定し、未舗装路でのコントロール性を向上させているモデルも多い。

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