“パワーポイント以来の革命”と呼ばれるプレゼンソフト「Prezi(プレジ)」が日本でも人気を集め始めている。パワーポイントではどうしてもできなかった映像作品のような魅力的なプレゼンが、簡単かつ無料で作れてしまうのだ。
 ここでは「日本で一番Preziを使っている」というプレゼンテーションデザイナーの吉藤智広氏が、Preziの特徴やパワーポイントとの違い、簡単な始め方や利用シーンなどについて、やさしく解説する。

 次世代プレゼンテーションツール、そんな肩書きで最近知名度を上げているプレゼンソフトがある。「Prezi(プレジ)」だ。

 従来のスライド形式のプレゼンソフトとはまったく異なる動きをするのだが、説明するよりも見ていただくほうが早いかもしれない。下の画像をクリックすると、Preziが実際に動いているところを見られる。

Preziを使ってPreziとは何かを説明した「Prezi Boost Japan!!!」

 独特の動きがお分かりいただけただろうか。まるで映画のカメラワークのように、ぐぐっとズームしたり、ぐるぐるまわったり、なかなかに派手なアクションで見せてくれる。この映像作品のような見せ方がPreziの最大の魅力だ。

 初めて見ると、クリエイティブ、派手、面白い、といった印象を受けるので、特にネットユーザーを中心として興味を持つ人はけっこう多い。筆者はプレゼンテーションデザイナーとして、イベントや講演、製品発表などの場でのプレゼン制作を行ってきたが、特にここ1年ほどは、ほぼすべての依頼がPreziに集中している。

 日本でのPreziの知名度が上がっているとはいえ「興味はあるけれども使い方がよくわからない」という声や、ビジネスの場での使用が不安、という意見はやはり多い。そこで今回は、Preziの特徴を整理しながら使い方を紹介してみたい。