この記事はITproのGWスペシャルから転載しました。初出は2014年4月25日です。

 40歳代近くになってくると、人生の中でさまざまな災難に遭いやすくなる。不慮の事故や突然の病気、仕事や家族のトラブルなどのリスクが高くなっていく時期だ。もちろん若くてもリスクはある。地震などの自然災害はいつ来るか分からない。

 万が一に備えて、ゴールデンウイークのように長期の休みを取れるときに、身辺整理をしておくのもいいだろう。自分でなくとも誰かの緊急事態で、しばらくつきっきりで離れられない場合もある。

 特にパソコン・ネットサービス周りの「IT身辺整理」について、有用なツールや確実にデータを記録・保存(あるいは抹消する)ためのノウハウを紹介したい。

 IT関連に限らず、財産や私物は普段から整理をしてシンプルにしておくに越したことはない。整理していないと、家族が必要な情報を取り出せない。何らかの切迫した状況では、自分でも短時間で必要なもの持ち出したりもできない。日ごろの整理は重要だ。

 ITに限らず、普段から行いたい身辺整理は次の3点に集約される。

「身辺整理のポイント」
1.身の回りの不要なものを減らして身軽に(いわゆる「断捨離」)
2.減らせない大事なものは、すぐ取り出せるよう整理
3.いざというときの情報をまとめた「緊急ノート」を作る

「IT身辺整理」6つのポイント

 これらをパソコン・スマートフォン(スマホ)やネットサービスに即して考えると、以下の6項目が重要だろう。筆者はこの方法を実践している。

「IT身辺整理のポイント」
1.パソコンやスマホの中身を整理
2.アドレス帳やSNSの友達は定期的に削除
3.利用しない会員制サイト、読まないメルマガは登録解除
4.SNSの投稿もスッキリ削除
5.クラウド上のデータはローカルにバックアップ
6.大事な情報はテキストファイルに一元化

 これらは、仕事にもプライベートにも応用できる。だが仕事の場合は、組織的に他の人でも代わりができる仕組みになっている場合が多いだろう、と考えた。今回は、プライベートに関するIT身辺整理に焦点を当てたい。