「必要なファイルやフォルダーを間違えて消してしまった」とか、「カタッ、カタッと異音がする」とか、「特定のファイルの読み書きができなくなった」など、HDDに関するトラブルは多い。かくいう筆者も、「チェルノブイリ(W32/CIH)」と呼ばれるコンピュータウイルスにHDDをクラッシュされてしまったことがあるし、原因不明のトラブルでHDDが認識されなくなり、保存していた写真や動画がすべて読めなくなってしまったこともある。何度もそんな憂き目に遭ってきた筆者が、最近遭遇したのが「SSD(Solid State Drive)のクラッシュ」だ。

SSDがクラッシュ! あなたはどうする?
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 HDDのクラッシュは、大きく「論理障害」と「物理障害」の2つに分かれると言われている。論理障害はデータを書き込んだ場所を管理しているファイルシステムが破損したことによってデータが読み取れなくなるというもの。物理障害は外部からの衝撃や強い磁力などによって、データの一部または全部が物理的に読み出せなくなってしまうことを指す。

 今はデータ復旧業者が全国各地にいて、お金を出せば復旧してもらうことができる。ただし場合によっては復旧できないこともあり、またかなり高額の料金がかかることもある。さらには詐欺まがいの復旧業者などもあるらしく、そもそもどこにお願いするかが難しそうだ。

 そのうえ、「HDDのデータ復旧」をうたう業者は多いが、SSDの復旧をうたっている業者は決して多くない。HDDとSSDでは、復旧の難しさに違いはあるのか。果たして、クラッシュした筆者のSSDのデータは復旧できるのだろうか。データ復旧の現状を探ってみることにした。