この記事は「日経PC21」2014年3月号(2014年1月24日発売)から転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。

 スマートフォンの通話料金が意外に高くて困っている――。そう思っている人も多いだろう。最近のLTEスマホの場合、21円/30秒という通話料金が一般的。1日5分で30日通話すると1カ月で6300円にもなる。3Gスマホには無料通話分を含む料金プランもあったが、LTEの料金プランには用意されていないことが多い。

 そんな利用者に朗報だ。手間をかけずに通話料金を半額の10.5円/30秒にできるサービス「楽天でんわ」が2013年12月に登場した(図1)。

図1 楽天でんわはスマホや携帯電話、PHSの通話料金が10.5円/30秒になるサービス。発信する際、電話番号の先頭に「003768」を付けるだけで、いつもの携帯電話会社ではなく楽天系列のフュージョン・コミュニケーションズの通話回線が使われる。LTEスマホで一般的な21円/30秒の通話料と比べて半額だ
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 楽天でんわは、楽天のグループ会社であるフュージョン・コミュニケーションズが提供する音声通話サービスで、スマホや携帯電話、PHSで利用できる(固定電話からの発信は不可)。

 あらかじめ利用登録をしておくと発信の際、電話番号の先頭に「003768」を付けるだけで、30秒10.5円の通話料金になる。月額基本料などはかからない。「003768」を付けて電話をかけることで回線がフュージョン・コミュニケーションズのものに切り替わり、事前に登録した電話番号や契約者情報(氏名やカード番号など)を基に課金される仕組みだ[注]。

 料金が安くなる通話サービスにはインターネット回線を利用するIP電話もあるが、楽天でんわは電話回線を使うので音質の低下がない。

[注]110番といった3桁番号など一部の番号には発信できない