パナソニック

LUMIX DMC-GM1

発売日:2013年11月21日

実勢価格:8万9800円(レンズキット)

 パナソニックは、2008年10月に発売した「LUMIX DMC-G1」で、各社に先駆けてミラーレス一眼を世に送り出したことで知られる。その後、各社が相次いでミラーレス一眼を投入し、ライブビューを用いたコンパクトデジカメに近い使いやすさや、スリムなデザインの小型軽量ボディー、色とりどりのカラーバリエーションが評価され、日本ではデジタル一眼レフに迫る人気を獲得するにいたった。

 ミラーレス一眼は新規購入者への普及がいくぶん落ち着きつつあり、買い替えや買い増しのニーズが高まってきた。そのような2台目需要を獲得するため、この冬は各社ともこれまでにない新趣向の製品を投入している点が注目される。

 オリンパスイメージングは、デジタル一眼レフ並みに画質やオートフォーカス性能を高めた「OM-D E-M1」を発売。ソニーは、シリーズで初めてフルサイズの大型CMOSセンサーを搭載した「α7」「α7R」を投入。ニコンは、レンズ交換式のデジタル一眼では初めて水中撮影に対応した「Nikon 1 AW1」を発売。いずれも、独自の性能や装備が評価され、ミラーレス一眼の売れ筋モデルと比べると高価ながら堅調な売れ行きを記録している。

オリンパスイメージングの「OM-D E-M1」。発売開始以来、12-40mmのズームレンズが付属するキットモデルは強い品薄状態が続いている
[画像のクリックで拡大表示]
ソニーの「α7」。NEXシリーズと同じEマウントを継承しながら、フルサイズセンサーを詰め込んだ。ローパスフィルターを搭載しない高画素モデル「α7R」もラインアップする
[画像のクリックで拡大表示]

ボディーの小ささと軽さはコンパクトデジカメ並み

 各社の強力な新製品に並んで話題を集めているのが、パナソニックが2013年11月に発売したミラーレス一眼「LUMIX DMC-GM1」だ。差別化のポイントとしたのが、圧倒的に小さく軽いコンパクトボディー。従来と同じマイクロフォーサーズマウントを継承しながら、本体は一般的なコンパクトデジカメ並みのサイズしかない。

レンズマウントがボディーの上下いっぱいに達するほど、ボディーはコンパクトに仕上がっている。だが、デザインは上品な印象に仕上げられており、奇抜さは感じさせない。全4色のカラーバリエーションごとに、ボディー前面の張り革の表面処理が異なる
[画像のクリックで拡大表示]
背面の液晶モニターは3型のタッチパネル式で、104万ドットの高精細タイプを採用する。操作ボタン類はかなり小さめだが、クリック感があり軽快に操作できる
[画像のクリックで拡大表示]
上部には、フォーカスモードダイヤルやモードダイヤルを配置。小型ボディーながら、ポップアップ式のストロボも省略せずに搭載する
[画像のクリックで拡大表示]
同じマイクロフォーサーズマウントを採用するオリンパスイメージングの「OM-D E-M5」(右)と比べると、大きさの違いに驚かされる。EVFの有無はあるが、それでもかなりの違いがある
[画像のクリックで拡大表示]
キヤノンの高級コンパクトデジカメ「PowerShot S120」(右)と比べると、ボディーはほぼ同じサイズだ。レンズの出っ張りはあるものの、コンパクトデジカメサイズといっても過言ではない
[画像のクリックで拡大表示]