スマートフォン、タブレット向けのゲーム開発に注力するかどうかが検討されていたのは今や昔の話。「パズル&ドラゴンズ」の大ヒットで「開発するべき」という結論が出たと言える。最近ではむしろ、スマートフォンネイティブのゲームアプリが増えてきているのだが、一方、パソコン時代のユーザーを引き継いだスマートフォン向けブラウザーゲームも相変わらずの人気だ。今後、主流となっていくのはネイティブなのか、ブラウザーなのか、それとも共存が可能なのか。9月20日に開催された「スマートフォンゲームセッション」では「ポスト・パズドラを探せ~ブラウザゲーム V.S. アプリゲームの行方」と題したパネルディスカッションが行われた。

 パネリストはポケラボ代表取締役社長の前田悠太氏、サイバーコネクトツー社長の松山洋氏、サイバーエージェント取締役の小池政秀氏の3人。日経エンタテインメント!の伊藤哲郎記者の司会進行で、現在のスマホ向けゲーム市場をどう捉えるか、ユーザーを獲得するための手法や工夫、ユーザーのニーズと課金のバランスなど、ゲーム業界関係者にとって興味深いテーマについて、スマートフォン向けゲーム開発会社のトップたちがそれぞれの意見を述べた。

 セッションでは、一般には公開されない進行中の企画の情報についてのエピソードなども語られたほか、終了後に各トップがその場でビジネスパートナーを募集するなどのハプニングもあり、参加者にとっては非常に有意義なセミナーとなったようだ。

スマートフォン領域におけるソーシャルゲーム事業を積極的に展開していく、と前田氏
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ブラウザ、スマホネイティブにこだわらず、自分が面白いと思うゲームを作っていきたいと言う松山氏
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ブラウザアプリでは安定した基盤を持つサイバーエージェントの小池氏は、ネイティブの開発も進めていく方針
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実績のある3社のトップが集結するとあって会場は満席。参加者たちは質疑応答にも積極的だった
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(文/堀井塚高、写真/菊池くらげ)