パナソニック

LUMIX DMC-G6

発売日:2013年6月20日

実勢価格:6万8000円(ボディー単体)、8万8000円(電動ズームレンズキット)、9万3800円(ダブルズームレンズキット)、9万9800円(標準ズームレンズキット)

 パナソニックの「LUMIX DMC-G6」は、マイクロフォーサーズ規格を採用したミラーレス一眼だ。電子ビューファインダー(EVF)を搭載し、一眼レフと同様の“覗いて撮る”スタイルが楽しめる「LUMIX Gシリーズ」の最新モデルとなる。同社のミラーレス一眼は、ファインダーを搭載せずコンパクトさを追求した「LUMIX GFシリーズ」が売れ筋だが、LUMIX Gシリーズも初代モデル「LUMIX DMC-G1」以降コンスタントに投入している。

 EVFを搭載するミラーレス一眼は、シリーズのフラッグシップモデル「LUMIX DMC-GH3」が存在することもあり、DMC-G6は「多彩な撮影をあくまでも手軽に楽しむ」というコンセプトで仕上げられている。実際、エンジニアリングプラスチック外装のDMC-G6を手にしてみると、質感の面においてはカメラ好きの気持ちをくすぐるほどの高級感は持ち合わせていない。

シリーズのフラッグシップモデル「LUMIX DMC-GH3」。プロユースにも対応する充実した動画撮影機能や、防塵防滴仕様の金属製ボディーなど、DMC-G6と比べるとワンランク上の仕上がりになっている
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 その代わり、ボディーはとても軽量で扱いやすい。ピント合わせも速く、全体の使い心地は軽快だ。右手の人差し指が当たる位置には、ダイヤルの代わりにレバーが搭載されているのも特筆できる。レンズキットで用意される電動ズームレンズを取り付けた際は、このレバーでズーム操作ができる。デジタル一眼ながら、コンパクトデジカメと似た操作性で扱えるのは魅力だ。

DMC-G6は、本体に電子ビューファインダーを内蔵するほか、タッチ対応のバリアングル式液晶も搭載する
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シャッターボタンの手前にはレバーを装備しており、電動ズームと組み合わせた際はズームレバーとして使える
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 もちろん、マニュアル撮影機能もひととおり装備しており、本格的な撮影でも不満なく使える。可動式のタッチパネル液晶やWi-Fi、NFCなど、最新デジカメに求められる機能や装備も抜かりがない。多機能をコンパクトに集約した高性能なお買い得モデルだ、という印象を持った。

日中の森林を撮影。緑の描写がくすむことなく、鮮やかな新緑といった感じに再現されるのは、LUMIXシリーズの伝統といえる。細かな葉の描き分けも自然で満足できる(LUMIX G VARIO 14-42mm/F3.5-5.6 II使用、ISO160、1/125秒、F3.5、28mm相当)
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晴天下で公園の遊具を撮影。F8.0という条件も助けとなり、砂の粒から芝の目まできめ細かな描写力が感じられる。発色は鮮やかめな傾向で、濁りが感じられない(LUMIX G VARIO 14-42mm/F3.5-5.6 II使用、ISO160、1/640秒、F8.0、28mm相当)
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