外見は、自分で思っている以上に周りからはチェックされているもの。たるんだ腹部、カサカサした肌や深いシワ、日焼けによるシミ、薄くなった頭髪、二重あご、などなど……今のあなたに「オヤジ臭い」と思われる部分はないだろうか。これは、シブい大人の魅力などではなく、必要以上に年齢を感じさせてしまうマイナスポイントとなっている。いつまでも若々しくカッコいい上司として、同僚として、夫として好印象を与えるためにも、仕事や遊びをもっとエネルギッシュにこなすためにも、「男性のエイジングケア」が欠かせない時代なのかもしれない。今回は、男性の加齢の悩みナンバーワンとも言える「たるみ」に注目してみた。

腹部・顔まわりの「たるみ」がオヤジ臭さの原因か?

 せり出した太鼓腹。両サイドにぜい肉がついたり、二重あごで締まりのないフェイスライン……。どう考えても、若々しいシャープなイメージとは程遠い印象だ。この腹部と顔まわりの「たるみ」について、美容クリニックの医師に聞いてみた。

 「確かに、男性でたるみが目立ち、年齢を感じさせる部位と言えば腹部と顔まわりです。でも、一口にたるむといっても、おなかと顔ではその原因が違います。腹部はいわゆる皮下脂肪の蓄積からセルライトができることも原因の一つ。顔まわりは皮膚や皮下脂肪、顔面表情筋の萎縮・下垂が生じることが原因です。部位によってたるみ方が違っているのです」と松岡医師は語る。

 セルライトと聞くと、つい女性特有な悩みだと考えてしまうが、男性にももちろんこの脂肪の粒はできる。腹部の感触をボコボコとさせて、たるませてしまう原因となるのだそうだ。さらに、ビールなど体内にガスの溜まりやすい食品の摂取や、日々の運動不足なども要因とされている。

松岡 伯(まつおか はく)
リッツメディカルクリニック銀座院院長。日本形成外科学会専門医。日本美容外科学会(JSAPS)正会員。杏林大学病院形成外科学教室入局。埼玉県・豊岡第一病院形成外科医長。杏林大学病院形成外科助教。静岡済生会総合病院形成外科科長。医療安全管理者として静岡済生会総合病院。TQMセンター・副センター長。杏林大学病院形成外科学教室在籍。平成24年9月リッツメディカルクリニック銀座院院長就任。