この記事は「日経トレンディ2013年5月号(4月4日発売)」から転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。

 LCC(格安航空会社)の相次ぐ新規就航で盛り上がる航空業界。安い運賃で旅行できるのは歓迎だが、選択肢が増えれば乗り継ぎなど空港での待ち時間も長くなりがち。そこで改めて注目したいのが「空港ラウンジ」だ。

 カード各社は、主にゴールド以上の会員向けに日本全国の空港ラウンジを無料で使えるサービスを付帯している。基本的に年会費は発生するが、出張や旅行の多い人なら1枚持っておいて損はない。

 2000円台でも国内ラウンジが使い放題! 家族カードも必携
 主にゴールド以上のカード会員に提供される、空港ラウンジ無料利用サービス。年会費が1万円未満の「低価格ゴールド」でも、ラウンジを付帯するカードは多い。ただ使える空港数や利用者の条件などは各社で異なる。1人で使うのか、家族で使うのかを考えて、カードを選びたい。
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年会費無料の「イオンゴールドカードセレクト」は羽田国内線ラウンジのみ無料
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 年会費で比べると最有力候補になるのが、2625円の「三井住友トラストVISAポイントクラブゴールドカード」。基本的な仕様は、年会費1万500円の「三井住友トラストVISAゴールドカード」とほぼ同等で、ラウンジも28空港と全国を網羅している。

 ただ、申し込みにはひと手間かかる。まず三井住友信託銀行で口座を開設し、会員サービスの「三井住友信託VISAポイントクラブ」に入会。同時にカードを申し込めば完了だ。多少の煩わしさはあるが、口座の残高がなくても年会費は毎年2625円。家族カードを1枚無料で発行でき、家族会員も無料でラウンジを使えるようになる。

 口座開設が面倒であれば、次に候補になるのは3150円の「UCSゴールドカード」「シティ エリート」「シティ リワードカード」の3枚。また、出張で同僚とラウンジを使いたい人に向くのは、同伴者1人が無料になるJALとANAのアメリカン・エキスプレス・カードだ。JALのほうが年会費は1050円安いが、ラウンジサービスはほぼ同等。どちらのマイルをためているかで選んでもよいだろう。

家族会員のラウンジ利用が「有料」のカードも。同伴者が無料のJAL、ANAのアメックス
注)表に示したのはサービスを付帯するカードの一例(以下ページ同)。実質還元率は基本的に一般加盟店利用時(以下ページ同)。13年3月中旬時点。基本的に期間限定の各種キャンペーン除く。アメリカン・エキスプレスはアメリカン・エキスプレス・インターナショナル.Incの略(以下ページ同)。*1 JALカードショッピングマイル・プレミアム年会費(3150円)を支払った場合は1%。 *2 ポイント移行コース参加費(5250円)を支払った場合は1%
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