急激な気温の低下で冷え込みが激しい12月。防寒対策は間に合っているだろうか。特にスーツを着るビジネスパーソンにとって、上半身はコートを羽織れば暖かいが、足元は女性のようにブーツを履くことはなかなかできず、冷えは解消できないとの声も多い。そんな中、靴下やストッキングの大手メーカー、ナイガイから、意外なアイテムが発売になった。それが「メンズパンスト」だ。価格は1575円(無地)。名前の通り、女性が愛用しているパンティーストッキングの男性版だ。バレエダンサーやスキーヤー向けのアンダーウエアなのだろうかと思ったが、ビジネスパーソンに受けているという。人気の秘密は男性ならではのこだわりだとか。そのこだわりについて探ってみた。

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誕生のきっかけはユーザーの声

 一見、女性用の厚手のタイツだが、パッケージには「メンズ」の文字と、前開きステッチ部分が見えるようになっている。手触りは女性用のタイツと同じ。厚さは、男性の綿素材の靴下に比べれば薄手の80デニール。前開きがついている部分以外は、まるで女性用のものと変わらない。

 メンズパンストは、数年前から自社のネット通販に寄せられる男性の声を反映して開発されたものだと、ナイガイの紳士靴下担当マーチャンダイザーの小山雄大氏は話す。

 「自社のネット通販で女性用タイツの販売をしているが、じつは以前から男性にも隠れた需要があった。ユーザーの反応は、薄手なのに暖かくて、スラックスの下にはいてもかさばらないので重宝しているという。男性用も開発できないかという声が多かった」。そこで、満を持して開発に着手したのだという。