レノボ・ジャパンのビジネスパーソン向けパソコン「ThinkPad」の中でも、携帯性を追求しているのが「Xシリーズ」だ。最新モデルの「ThinkPad X1 Carbon」は、14型液晶搭載のノートパソコンとしては薄型で、世界最軽量クラスの軽さを誇る。インテルのウルトラブックの規格にも準拠する。

 ThinkPadシリーズの特徴である高い堅ろう性、優れた操作性もしっかりと継承する。7.7時間~7.8時間の長時間バッテリー駆動と急速充電機能を備え、移動の多いビジネスパーソンでも電池切れを心配しないで使える。仕事用ノートとしてのThinkPad X1 Carbonの実用度をチェックしたい。

14型液晶を搭載したウルトラブック「ThinkPad X1 Carbon」。価格は11万9910円から(オンラインストア、2012年10月4日時点)
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14型液晶ノートでは世界最軽量クラス

 ウルトラブックの規格に準拠した本体は薄くて軽い。ディスプレイを閉じるとほぼフラットな形になり、厚みは最厚部で約18.8mm。突起がなく、かばんに収めやすい。重さは約1.36kg。14型液晶搭載のノートパソコンとしては世界最軽量クラスだ。平面サイズは13型液晶搭載のノートパソコンとほぼ同じ。画面の枠を細くすることで、13型液晶搭載のノートパソコンのサイズで、一回り大きな14型液晶を搭載した。平面サイズが大きいだけに、持ってみると数字以上に軽く感じる。

 天板にはカーボン素材を採用。これにより堅ろうでありながら薄型軽量化を実現している。パームレスト部分もがっちりとした作りで、端を持って持ち上げてもたわみはほとんど感じられなかった。ビジネスシーンでヘビーに使っても安心感がある。

 本体はThinkPadらしい黒一色。ゴム調のマットで滑りにくい表面仕上げだ。ウルトラブックにありがちな安っぽさはない。天板も底面もすっきりしたデザインだ。

ThinkPadシリーズらしい黒一色でシンプルなデザイン。ざらっとした梨地の塗装は高級感がある
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底面も非常にすっきりしたデザインで、持ち運び時に見えても気にならない。他社のウルトラブックと同様、メモリーの増設、バッテリーの交換はできない
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