NTTドコモが、携帯電話の夏モデル新製品発表会を開催。発表会には、イメージキャラクターを務める堀北真希さん(左)と渡辺 謙さん(右)も登場した
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 NTTドコモは2012年5月16日、携帯電話の夏モデル新製品発表会を開催した。発表された新製品は全19機種で、Androidスマートフォンは17機種(うち1機種はAndroidタブレット)。OSは、すべて最新のAndroid 4.0を搭載する。LTEに対応したXi(クロッシィ)モデルは11機種(データ通信専用端末を含めると12機種)、 NOTTV対応モデルを5機種に増やし、NTTドコモが推進する高速通信やマルチメディア機能を強化した。

 フィーチャーフォンで好評を得たシニア向けケータイ「らくらくホン」初のスマートフォン「らくらくスマートフォン」も投入する。パケット料金を月額2980円に低く設定した専用プランも用意し、フィーチャーフォン版らくらくホンからの移行をうながす。

 定額で楽しめる音楽や動画の配信サービスも拡充する。「MUSICストア セレクション powered by レコチョク」は、月額315円で楽曲が聴き放題になるストリーミング配信サービス。「アニメストア」は、月額420円でアニメが見放題となるサービス。いずれも、2012年7月からサービスを開始する。

 新製品の一覧は以下の通り。注目のモデルは写真付きで紹介する。

らくらくスマートフォン F-12D(富士通製)

 スマートフォン初のらくらくホン。画面タッチ時に操作したことを分かりやすくするため、実際のボタンを押した際のようなクリック感を振動で再現する特殊な液晶パネルを採用したのが特徴。

 ベースはAndroidながら、縦スクロールですべての機能を表示できるオリジナルの画面構成を採用し、分かりやすさを追求。フィーチャーフォン版らくらくホンで好評だったワンタッチダイヤル機能を継承し、頻繁にかける3種類の電話番号にボタン1つで電話できるようにした。背面の緊急スイッチを操作することで、ブザーが大音量で鳴動すると同時に、あらかじめ登録した電話番号へ自動発信するSOS機能も備える。

スマートフォン初のらくらくホン「らくらくスマートフォン F-12D」(富士通製)。ボタンを押した際のようなクリック感を振動で再現する特殊な液晶パネルを採用する
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オリジナルの画面構成を採用する。基本的に上下スクロールのみの操作で、最下部にはプリインストールされているアプリが並ぶ
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 Androidスマートフォンの利用には必須だったGoogle IDの取得の必要をなくしたことで、誰でも購入後すぐに利用できるようにした。Google Play経由でのアプリ導入はできないが、地図やインターネットラジオなど、シニア層が利用するアプリを中心にプリインストールしている。操作が分からない人のために、専用のコールセンター(無料)にワンタッチで電話する機能も用意する。

 「スマートフォンはパケット料金が高い」という声を受け、専用のパケット定額サービス「らくらくパケ・ホーダイ」を用意する。定額料は月額2980円で、一般的なFOMA端末が利用できる「パケ・ホーダイ フラット」(5460円)と比べて2480円も安い。ただし、ひと月あたりのデータ通信料が500MBを超えた場合、月内の通信速度は最大128kbpsに制限される。

 画面は4.0型液晶で、解像度は480×800ドット。本体サイズは64(W)×130(H)×10.9(D)mm、重さは約139g。2012年7~8月発売予定。