この記事は日経トレンディ2012年5月号(4月4日発売)特集「ロングセラー商品ベスト30」の一部を転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。

 発売当時のパッケージ・味を再現した復刻商品や、かつての人気商品を発売する動きが活発になっている。その背景には、「なじみのある商品は確実な売り上げが見込め、リスクが少ない」といった企業側の事情がある。不況下で失敗したくない消費者も、安心感や懐かしさから手を伸ばしやすい。

 だが、ここ数年で復刻・復活商品が乱発された結果、「期待したほどの売り上げが出にくくなっている」(菓子卸会社)という側面も。そんななか、成果を上げているのが、「ビックリマン」(ロッテ)と「ミニ四駆」(タミヤ)だ。

86年 「レーサーミニ四駆」発売
「速さ」に当時の子供が驚き、大ブレイク
ラジコンカーをモデルにしたシリーズ。漫画『ダッシュ! 四駆郎』の連載が87年から始まり、ブームが過熱。88年には第1回ミニ四駆ジャパンカップが開催
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85年 「ビックリマン 悪魔VS天使シール」発売
クチコミが広がり、ブームに。メディアミックスも話題を呼んだ
子供のクチコミがブームの発火点。第3弾でスーパーデビル(下右写真)が登場した頃から人気が加速。漫画やアニメも展開され、シリーズは31弾も続いた
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