いよいよ販売が始まった、富士フイルムの高画質ミラーレス一眼「FUJIFILM X-Pro1」。ボディー単体の実勢価格は15万円前後で、レンズ付属モデルは用意されない
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 富士フイルム初のミラーレス一眼「FUJIFILM X-Pro1」(以下、X-Pro1)が2012年2月18日に発売された。撮像素子のローパスフィルターを省略することで、これまでにない精細感のある写真が撮影できる点に大きな注目が集まっている。レンズ一体型の高画質モデル「FinePix X100」「FUJIFILM X10」に似たレンジファインダーカメラ風のデザインや、光学ファインダーと電子ビューファインダーを切り替えて表示できるハイブリッドファインダーも魅力だ。

 実写画像でX-Pro1の実力を見てみよう。


本体は大柄だが、ボディー自体は見た目よりも軽い

 X-Pro1は、レンズ一体型モデル「FinePix X100」よりも幅や高さが1割ほど増しており、小型軽量化が進む各社のミラーレス一眼を見慣れた目には大きく感じる。だが、「最近のミラーレス一眼は小さすぎる」と感じていた人にはちょうどよいかもしれない。本体サイズの割に重量はそれほどでもなく、レンズを装着した状態でも重さはあまり感じさせない。

 シャッターボタン脇のダイヤルでシャッター速度を、レンズ根元のリングで絞りを変更する操作は、直感的で使いやすい。両方のダイヤルを「A」のポジションに合わせれば、両方の設定をカメラ任せにしたフルオートモード的な撮影ができる。

 各社の最新ミラーレス一眼と比べると、オートフォーカスの速度は遅めだ。特に、EVFや液晶モニターで撮影している際、オートフォーカスの駆動中は画面表示が半押し時の状態で固まったようになるのが気になった。動きのある被写体を撮影するのには、ある程度慣れが必要だろう。

レンズマウントは、富士フイルム独自のXマウントを採用。各社のレンズが使えるマウントアダプターは、まだ用意されない。撮像素子は、APS-C型のX-Trans CMOSセンサーで、有効画素数は1630万画素となる
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光学ファインダーと電子ビューファインダーを切り替えて表示できるハイブリッド式のファインダーを左上に装備する。3型の液晶モニターは、123万ドットの高精細タイプだ
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X-Pro1はフランジバックを短く設計しており、レンズを取ると撮像素子がすぐ近くに顔を出す。撮像素子には、超音波式のゴミ取り機構を備えている
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シャッターボタンの脇にシャッター速度変更用のダイヤルを、右端には独立した露出補正ダイヤルを備える。いずれも硬めのセッティングで、知らない間に回ってしまうことは少ないだろう
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