2月5日、横浜アリーナであるイベントが行われた。会場へ通じる歩道橋から行列ができるほどの盛況で、話を聞くと関西や中部地方から来たというファンも多数いた。6万通を超える応募のなかから抽選で選ばれた2万人が参加したこのイベントの主役は、1月25日にシングル「KISS KISS/Lucky Guy」で日本ソロ・デビューした、キム・ヒョンジュンという韓国アーティストだ。

 これまで日本で人気を集めてきた韓国アーティストは、東方神起やSuper Junior、少女時代、KARAなど男女を問わずグループが中心だった。しかし今年は、ソロ・アーティストの日本デビューが相次ぐ。

 先陣を切る形でデビューしたキム・ヒョンジュンのシングルは、一週間の売り上げが10万枚を突破し、ヒットチャートで初登場2位を記録。彼は、2007年に日本でもデビューしたグループ「SS501(ダブルエス ゴーマルイチ)」(現在は活動休止中)のリーダーで、もともと日本のK-POPファンの認知度は高かった。しかし10万枚突破は、ドラマで人気を集めた状態でデビューしたチャン・グンソクに次ぐもので、「予想以上のヒット」という声も少なくない。

 3月には、それぞれ「国民の弟」「国民の妹」と呼ばれ、韓国でトップクラスの人気を誇るイ・スンギとIU(アイユー)がデビュー。今年、なぜソロ・アーティストの日本デビューが続くのだろうか。その背景には、日本の“K-POP人気”とは異なる、韓国の音楽事情がある。

2月5日に横浜アリーナで開催されたキム・ヒョンジュンのイベント。2回公演で計2万人を動員(photo by TAKU FUJII)
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アンコールを含め計13曲を熱唱。バックダンサーを従えたアップテンポな曲だけでなく、バラードも多数披露した(photo by TAKU FUJII)
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会場周辺には大行列ができた。多くは20〜50代の女性で、首都圏以外のファンも多かった
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