東大合格生のノートから生まれたドット入り罫線が入ったノートや、外国製高級ノートのヒットから始まった「機能ノート」ブームが続いている。小売店でも高機能や高付加価値ノート専用コーナーを作るなど、販売に力を入れている。そんななか、今度は「女性」をターゲットにした商品が増加中。最新商品の動向をチェックした。
「働く女性」をサポートするノートパッド
のし袋メーカーとして有名な「マルアイ」がデザイン雑貨の「アッシュコンセプト」と組んで開発したのが「on the dot PADシリーズ」だ。さまざまなサイズと罫線のノートパッドがある。
ビジネスシーンでは簡単な図を描くことも多いし、企画をまとめるためにマインドマップを書くなど、紙を使用することは案外多いものだ。ところが、「こういう用途に向いたノートパッドがほとんど市販されていないことに気づいた」(マルアイ)のが開発のきっかけだったという。
とはいえ、マルアイは文具メーカーとしては後発。そこで、同シリーズのターゲットとして「働く女性」を設定した。その理由は「男性はスペックやブランドにこだわるが、女性は感性で選ぶ」(マルアイ)から。
同シリーズの表紙はシンプルなデザインだが、目的によって紙質やドットパターンを変えているのが特徴だ。「DRAWING PAD」にはドローイングやイラストなどを描きやすいように四角や60度間隔のドットパターンがあり、細かい凸凹のある紙を使用。「WRITING PAD」はボールペンで文字を書きやすいように横ラインのドットで滑らかな紙を使用している。「ART PAD」はスケッチに使いやすい中央と上下左右に5つあるドットパターンで紙は絵具で描いても裏写りしにくい厚手のもの、「MEMO PAD」は白目で筆記具を選ばない紙といった具合だ。
実際、DRAWING PADにシャープペンシルで図を描いてみたが、少しひっかかりのある紙質で、太めの芯でさらさらと心地よく描くことができた。
サイズもユニーク。紙のサイズには国際規格の「A判」と国内規格の「B判」があるが、PADシリーズではスケッチなどが描きやすいように、A判とB判のサイズを組み合わせている。例えば、DRAWING PADは297×364mm(縦A3×横B4)と210×257mm(縦A4×横B5)、148×182mm(縦A5×横B6)の3種類がある。一方、文字を中心に書くWRITING PADはA5とA4の2種類、MEMO PADは持ちやすいA7のみと、用途に合わせたサイズ展開となっている。
細部にも気を配ったこのシリーズは、使い心地にこだわるノート好きに受けそうだ。











