全国の家電量販店の売上データを集計している調査会社のBCNは2012年1月11日、2011年の年末商戦を中心としたデジタル家電の販売状況を発表した。新聞やテレビなどでは「量販店の看板商品であるテレビが売れない」といった厳しい状況をよく耳にするが、新たな人気商品のトレンドも見え始めている。

【薄型テレビ、レコーダー】薄型テレビは50型超の大型モデルが売れている

 主要なデジタル家電の平均単価は下がり続けているが、なかでも薄型テレビの下落ぶりが突出している。4年前(2008年1月)と比べて下落率は59.1%と、6割に迫るほどだ。特に、売れ筋の32型クラスの低価格化が著しく、1年前と比較して40%を超える下落率を記録した。薄型テレビ全体で見ても、平均単価はついに5万円を切っている。

4年間にわたる主要ジャンル製品の平均単価推移(2008年1月の価格を基準とした変動率)。薄型テレビの下落率の高さが目立つ
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 アナリストの道越一郎氏は、「2012年3月末に地デジ化を迎える東北3県はこれから需要のピークを迎えるが、それ以外の地域ではテレビ特需は終わった」と断言する。