「日経トレンディ2012年2月号(1月4日発売)」では「クレジットカード 最強の2枚 vs 究極の1枚」と題し、カードや電子マネーで得するノウハウを徹底分析している。ここではその一部を紹介する。

 今回力を入れて検証したのが、コンビニや家電量販店、自動車などシーン別に、どのカードをどう使うと最も還元率が高くなるか。カード決済の他、電子マネーチャージや電子マネー決済時に付くポイント(Edyでポイント、nanacoポイント、WAONポイント)なども含め、還元率が最も高くなる支払い方法を選び抜いた。

シーン別カード攻略法(1)ガソリン

 ガソリン価格が高止まりするなか、少しでも給油で得をしたい──。そんな場合は、石油元売りの提携カードを持つのも手だ。大手では、JX日鉱日石エネルギー(ENEOS)や出光興産が年会費無料(実質無料)で1リットル当たり2円引きになるカードを用意している。特に、JXの「ENEOSカード S」は、ロードサービスが無料で付くのが魅力だ。

ENEOSカード S(トヨタファイナンス)。年会費1312円だが、初年度無料、年1回の利用で次年度無料。一般加盟店で利用した場合のポイント実質還元率は0.6%(1000円利用で6p、1000p→1000円としてキャッシュバック)
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 給油量が多かったり、買い物にもカードを使ったりするなら、年会費が必要なカードも選択肢に挙がる。ENEOSカードには、ガソリン値引きの代わりにポイントが付与されるタイプの「P」、利用額に応じてガソリンの値引き額が変わる「C」もある。年会費がかかる2年目以降で見ると、ガソリン価格を1リットル=140円で計算した場合、月30L給油では1L当たり2円引きのSが有利だが、60Lでは給油で3%還元になるPが年会費を差し引いても得になる。

 逆に、「利用額に応じて1L当たり最大7円引き」といったカードには要注意。一見すると“お得度”が高いように思えるが、一般加盟店での買い物ではポイントが付かないものが多いうえ、値引き適用の給油量に制限があるなど、実は得になりにくい。ENEOSの「C」の場合も、1L当たり7円引きになるにはカード利用額が月7万円以上と高く、割引対象は月150Lまでのため、得になるケースはまれだ。

ガソリンの価格や値引き額は、レギュラーガソリンを想定したもので、ガソリン価格は1リットル辺り140円で試算した。Pの“お得額”は、1p=1円として換算。Pの正確なポイント付与率は、1000円につき一般加盟店で6p、SSで30p
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