パナソニックが発表した高性能デジタル一眼「LUMIX DMC-GX1」。一見すると普通のスリム一眼だが、現在最高水準の撮影性能を詰め込んでいる。発売は11月25日の予定だ
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 パナソニックが2011年11月8日に発表した「LUMIX DMC-GX1」は、画質や撮影性能を追求したハイアマチュア向けの高性能デジタル一眼だ。撮像素子やレンズの改良で、オートフォーカスを最短で0.09秒に短縮するなどの機能向上を図っている(改良のポイントは「パナソニック、画質と撮影性能を重視した『LUMIX DMC-GX1』発表」を参照)。

 実機でDMC-GX1の詳細をチェックするとともに、同社のミラーレス一眼「LUMIX G」シリーズとの相違点を見ていきたい。

ベストセラー機「LUMIX DMC-GF1」からの乗り換えを狙う

 ミラーレス一眼は、オリンパスイメージングの「オリンパス・ペン E-P3」に代表されるような、金属製のスリムボディーと撮影性能を両立した高性能モデルの人気が高い。ミラーレス一眼全体で見ると高価格帯に属するが、中上級者を中心に指名買いするケースも見られる。DMC-GX1は、そのようなユーザーをメーンターゲットとしている。

 特に、DMC-GX1は2009年発売の「LUMIX DMC-GF1」からの買い替えユーザーの取り込みを狙っているという。DMC-GF1は、シリーズ初のフラットデザインが評価され、ベストセラーとなった。ホワイトやピンクなどのカラーバリエーションを用意したことで、いわゆる「カメラ女子」も多く獲得した。LUMIXシリーズには、高い撮影性能を持つ上位のGHシリーズが存在するが、カメラらしいスタイルを好まない人も多い。スリムながら高性能なDMC-GX1を投入することで、これまでカバーできなかったユーザー層の獲得を見込む。

スクエアなデザインの本体は、クセがなくすっきりとしている。操作ボタンは、使用頻度の高いものは大きく盛り上がり、使用頻度が低いものは誤操作を防ぐために一段凹んだ位置に配置する工夫を施している。前面のグリップは比較的大きめで、重たいレンズの装着時もしっかり保持できるよう工夫されている。グリップは、ユーザーが取り外したり交換できる構造にはなっていない
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