定員に対して14倍の高倍率!

 11月5日、東急電鉄が「秘密の列車で行く、長津田車両工場見学会」と題した車両工場見学会を行った。貸切列車を使って工場に入り、通常は非公開の長津田車両工場を見学できるイベントだ。2011年3月21日に実施される予定だったが東日本大震災の影響で中止となったため、このたび11月5日、26日の2日間に拡大して開催されることになった。

 定員は各100名ずつで、3月21日に参加予定だった100名は優先的に参加でき、残り100名分については新たに募集を行った。往復はがきによる募集で、参加費が1人3000円(大人、子供同額)の有料イベントにもかかわらず、100名の定員に対して約14倍もの応募があったという。

マークつきの貸し切り列車で移動

 参加者は指定された駅に集合し、そこからこのイベントのための貸切列車に乗って長津田車両工場まで移動する。

 長津田車両工場は、こどもの国線恩田駅に隣接しており、貸切列車もこどもの国線で使用されている横浜高速鉄道Y000系電車2両編成だった。列車はゆっくりと走行し、通常の営業運転では走らないルートも経由して工場に到着した。

貸切列車は、こどもの国線で使用されているY000系電車2両編成(Y001+Y011)。横浜高速鉄道が所有しているが、運行や整備は東急が行っている。運転も田園都市線の運転士が担当している
[画像のクリックで拡大表示]
貸切列車にはマークが掲げられていた。工場内にある、列車を吊り上げるクレーンが描かれている
[画像のクリックで拡大表示]
運転の先頭側は子供を中心に大人気。こどもの国線は単線で、沿線は宅地化が進んでいるがまだまだ田畑も多く、のんびりした雰囲気が漂う
[画像のクリックで拡大表示]

事前の説明を受けて工場内へ

 列車を降りた参加者はまず工場の説明を受け、ヘルメットを着用し、5つの班に分かれて工場内を見学した。長津田車両工場は、これまで社会科見学や無料見学会などでの公開はあったものの、有料での一般公開や報道陣への公開は初めてという。

工場の説明を受け、ヘルメットを着用する。参加者は約半数ほどが親子での参加だった。そのほかは年齢性別を問わず熱心な鉄道ファンで、女性の参加者も多く見られた
[画像のクリックで拡大表示]